それでは、連載第165回目は、EF64 1000番代の26回目、EF64 1038をお届けします。
かつての1038号機(写真)。稲沢駅前、愛知機関区内、待機の位置で停泊しています。
しかし、その後に同機は運用を外れ、「一休車」の運用札が入り、庫の隅に留置されていました(写真)。帰らぬ道へと、進んでいきます。
他の国鉄形電機と比べると、運用に就いていた期間が長く、デジカメでも多くの姿が残されていますが、これは永遠に続くことではありません。保守困難機から随時引退、であるのは当たり前、状態が良くても検切れで引退もあります。鉄道ファンなら、今何をすべきか考えて下さい。
それでは、次回をお楽しみに。