2018 第13回ジュゴンの里ツアー 1日目(6/29)の報告です。
名護に向かう途中、普天間居場所つくりプロジェクトの「リベラルツーリズム」で
赤嶺さんにガイドして頂き、赤嶺さん自宅屋上から、普天間基地を見ました。
オスプレイが駐機しています。見ている間にもヘリが離陸し、頭上を飛んで行きます。
保育園や小学校の上もお構いなしです。
赤嶺さんによると、普天間基地は今も何億もの税金をつぎ込んで、でこぼこに老朽化した滑走路を修理中とのこと。
「使用をやめるつもりなら修理はいらない。辺野古にかかわらず、米軍は居座るつもりで日本政府はその後押しをしている」(赤嶺さん)
去年、米軍ヘリの部品や窓枠の落下事故があった緑ヶ丘保育園と普天間第二小学校を訪れました。
保育園に部品が落下した時、大きな音がドーンドーンとして隣の広場でゲートボーしていた人たちが驚いて振り向いたそうだ。
2歳児は、ヘリが飛ぶと、ドーンドーンといって怖がるといいます。
落下してきたヘリのドアのレプリカです。
もし直撃すれば命はありません。
そんな不安の中で子供たちは学校生活を送っています。
思いっきり外で遊べない。大変なストレスです。
お弁当をいただきながらお話を聞きます。
お話の間にも、学校帰りのこどもたちがやってきます。
「大阪のこどもの人権も沖縄の子どもの人権もおなじはす。しかし実際は違う」(スタッフ Mさん)
というお話が心を刺しました。
宜野湾を後にし名護へ。まず名護市役所を訪問し、教育長さんと交流の場を持ちました。
稲嶺前市長が残念ながら2月の選挙で敗北した後でも、市役所の教育長さんが会ってくださったのは大きなことだと思います。
多くの名護市役所職員が、今も稲嶺市政に誇りをもっているのがつたわりました。
教育委員会としてはキャンプシュワブ内の遺跡、特にスク道の調査に今後力を入れていきたいとお話されました。
記念にジュゴンマスコットを贈呈しました。
名護市役所から名護市博物館に移動。
やんばるの自然と共生した伝統的な住居と暮らし方について学芸員さんが熱く説明してくださいました。」
辺野古崎付近で発見された碇石。
ジュゴンの骨格。
毎年楽しみな、名護の居酒屋「たけのこ」での交流会。
「モーイ豆腐」などヤンバルの伝統的な食べ物がおいしいです。
初参加の方も多いので、自己紹介をします。
「ティオ ジュゴン」さん。スペイン語で「じゅごんおじさん」
ちゅらかーぎーのママさん。毎年お世話になります。
海勢頭豊さんのお話で、一日目の交流会を終えました。
台風が不安だけど、密度の高い一日目でした。
☆じゅごん