つむじ風

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市民税・都民税など

2022年06月17日 16時18分44秒 | Weblog

(税金のこと)

 本日、「市民税・都民税」税額決定通知なるものが送付されてきた。
開封してみると、賦票3枚と、年金から天引きの案内。
どうやら十月から、「市民税・都民税」も年金から天引きするらしい。取りっぱくれのないように。
介護保険料は既に天引きされている。まあ、帳票作成、事務手続きや郵送など手間を省くのは悪いことではないだろう。

ひょいと、「市民税・都民税」の内訳を見てみた。
何となくおかしい。
よく見てみると、昨年1月まで勤めていた会社の社会保険料(一ヶ月分)は計上されているが、それ以降の計上がない。更に、介護保険料の計上も全く無い。これでは控除額が数十万違ってくるのではないか。社会保険料は会社の制度で、任意に2年延長している。

確かに、既に退職して給料も出てないので、役所には申告が無いのかもしれない。しかし、介護保険料は役所が請求しているものなのに、なぜ計上されないのだろうか。
この考えはおかしいのだろうか。はて、ボケたのかな・・・・。

 「ちょっと、お聞きしますが・・・」と役所に電話して聞いてみた。
支払った介護保険料、社会保険料は、なぜ控除しないのか。
役所の言い分は、「それは自分で申告しないと計上されない」とのこと。
そのような説明も無いし「申告」の案内も無いではないか。
「でも、ルールですから」と担当者、のたまう。
え、え、え~・・・、ちょっと内訳を見なかったら、或いはちょっとボケてたら気が付かないかも。
役所が請求した介護保険料すら計上しないのは、それって詐欺じゃないの?
しれ~と「まあ、そうですねぇ」と担当者、のたまう。

介護保険も健康保険も国が定めた制度であり、厳格に徴収している。
なのに、役所はなぜ平気で計上せずに「市民税・都民税」を計算し決定するのか理解できない。
「介護保険、健康保険はどうしましたか?」と問い合わせもしないのか、と問えば、
「その余裕がありません」と担当者、のたまう。 返す言葉が見つからない。
(「何が、余裕が無い、だ」お前のところには、コンピュータが無いのか、コラ!)

 その何やら「申告」するには、どうすればいいの?と聞いてみた。
依頼があれば、別途「申告書」なる書類を送るという。
で、送ってくれるよう「依頼」した。(「依頼」しないと、送ってくれんのか、コラ!)

 収入は年金のみの生活で、とても控除額20万円以上の差異を無視できる身分ではない。

 あれは年金事務所だったか、以前にも同じような体験をした。
年金制度は結構複雑で、いろいろな方法、メリット、デメリットがある。
しかし、窓口の担当者は聞かれたことだけを答える(決して余計なことは言わない)。
決めてしまってから、「案内が無かった、説明が無かった」と言っても、
それは、あなたが「聞かないのが悪い」という態度だ。
何を聞けばいいか判らないド素人に、その道のプロが言う言葉だろうか。
 国民に寄り添う・・・ 、どこが?・・・・。

 むしり取るのは何も詐欺や強盗ばかりではない。ボーっとしていたら限りなくむしり取られる。それも、もっともらしく正攻法で。

 役所といえども、人がやっていることだから、間違いや手違い、配慮に欠けることはあるかもしれない、と善意に解釈することはできるだろうか。
しかし、それにはあまりにも現実的で、死活の問題だ。社会は「あくまでもズル賢く、世知辛く、狡猾に」生きることを要求しているのだろうか。

ボーっとして生きていてはいけないのか。 ・・・何やら悲しい。



 

 


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