つむじ風

世の中のこと、あれこれ。
見たこと、聞いたこと、思ったこと。

認められぬ病

2011年06月29日 11時05分44秒 | Weblog

Book Review「認められぬ病」/現代医療への根源的問い/柳澤桂子/中公文庫

 母の病気がなかなかはっきりしないまま、日々あれこれ情報を集めている中で、「認められぬ病」に出会った。柳澤さんは医師ではないが、その関係の優秀な研究者である。「認められぬ病」は10年前に出版されたものだが、現代医療においてその頃と現在との違いはさほど無いと思われる。相変わらず「現代医療への根源的問い」は継続中だ。

 「総合診療」という科のある病院がある。確かに10年前には無かったように思う。つまり患者が専門医を決めるのではなく、総合診療科で(患者が遠回りをしなくてもいいように)どの専門医が適切なのか診断するのである。近年アメリカで採用されている医療システムらしい。ただ、母のような患者はいくつもの病院を既にハシゴしており、その都度(専門的な?)検査を受けているのであって、その意味で初診とは言えない。

 柳澤さんの病院の遍歴や「病」との戦いは、結局母のそれと全く同じだった。症状が多少異なるものの、同じような原因が考えられる。「なまくら病」とか「我が儘病」とか言われ続け、病院の対応についても同じような状況になっている。本人は「痛み」を除いてほしい、ただそれだけなのだが、高度医療を誇るいかなる病院であってもこれが出来ない。出来ないだけでなく、その原因さえもつかめないのである。(原因が判れば、対処もあるのかもしれないが) このような状況を抱える患者が居ることに対して、現代医療は未だ「無力」であり、患者に対して何の助けにもなっていない。それどころか、適当な薬を処方することで「薬害」を増やし、更なる窮地に追いやっているだけである。

 病名やその原因が判らないことについて、その全てを医者の責任にするつもりはない。技量や経験の問題もあるだろうが「判らない」ものは「判らない」のだから仕方がない。ただ患者と真摯に向き合うことも、良く話しを聞くこともなく、ロクに調べもせずに「判った」ような診断を下し、投薬するのは止めてほしい。薬を出せば儲かるのかもしれないが、それは医者のすることではないだろう。

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諦めて

2011年06月27日 08時38分32秒 | Weblog

 東京では、出来るだけ規則正しい生活を心掛けた。調子の悪いときは食事した後すぐに布団に潜り込んだが、出来るだけの散歩と近くのスーパーへ毎日の「お買い物」が日課だった。ロボットのように歩きながら野菜や果物を買うのは楽しそうだったが、冷房の効いている所へは決して近寄らなかった。一進一退を繰り返し、改善しているのか悪化しているのかさえ判らない、そんな毎日だった。

 朝夕は未だにストーブを付けた。「冷房」がダメなので、バスや電車でも躊躇する。結局、何処かに出掛けることもままならない。東京ではデパートでも、レストランでも、美容院でもクーラーを使ってない所はないのである。

 東京へ行けば、何かしら改善できる手立てがあるのでは、という僅かな期待をもって出掛けてきたと思うのだが、その期待はいとも簡単に失われた。本人は秘かにその覚悟をしていたのかもしれない。1ヶ月と少々の東京の生活はあっという間に終わりを迎えた。6月19日、朝から結構蒸し暑く、動けば汗が出て来るくらいの天候だったが母は何の愚痴を言うこともなく、相変わらずカイロをそこら中に貼り付けて羽田から北の国へ向かって気丈に飛び立って行った。

 これからしばらくは、北海道も過ごしやすい日が続くだろう。「諦めて」済む問題ではないが、何とか悪化せずに生活できればと願うばかりだ。

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睡眠薬について

2011年06月26日 11時38分16秒 | Weblog

 母は睡眠薬を手放さない。理由は「眠れなくなる」からということらしい。いつから、そんなに「睡眠薬」に依存するようになったのか。聞けば、平成3年頃というから既に20年は服用していることになる。最初に処方された睡眠薬(詳細不明)はよほど強かったようで、20日もすると急激に「頭の先から背骨を伝って肛門へ抜けるような(電気的)シビレ」が発生し、医師と相談して別の睡眠薬に替えたのだそうだ。代わりの睡眠薬(詳細不明)は、リーゼ、ドクマチールと併用して服用することになったらしい。ドクマチールは足に影響が出る(歩きにくくなる)ので、できるだけ少なく服用したということなのだが、これを10年ほど続けている。

 平成13年になって、飲んでいた睡眠薬(詳細不明)が強いので、少し弱いもの(マイスリー5mg)に替えることになったらしい。
 平成16年頃、再び眠れなくなってマイスリー5mgに加えてロヒプノール1mgを併用することになったという。
 平成20年、両膝(人工関節)手術後、マイスリー5mg、ロヒプノール1mgに加えてポリソン5mgを服用するようになったらしい。足の具合が気になって眠れなくなったのかも知れない。
 平成23年、別の病院でロヒプノール1mgが強すぎると指摘有り、代わりにプロチゾラムMを処方された。ここで、ロヒプノール1mg、ポリソン5mgを止めて、マイスリー5mg、プロチゾラムMを服用するようになった。
 平成23年、更に別の病院でプロチゾラムMの2錠は多すぎる。1錠にするように、これで眠れないときはマイスリー5mgを服用するよう指導された。母は1錠では眠れないと訴えて、何とか「睡眠薬」を貰おうとしたが、1錠服用で数日分しか処方して貰えなかったらしい。最初はうまく出来なかったが、1ヶ月ほど掛けて徐々に慣れて、プロチゾラムM1錠で何とか眠れるようになった。

 しかし、長年こんな飲み方をして「睡眠薬」による副作用を含めた影響は本当に何もないのだろうか。とてもそうは思えない。

 この流れを見ると、「睡眠薬」をドサドサ出す医者と、かなり慎重に出す医者が居ることが判る。一般に睡眠薬は副作用が無いという認識らしい。しかし、Netで副作用を調べてみると体質に依るのかも知れないが、明らかに副作用と思われる症状で苦しんでいる人が多数居ることが判る。どんな具合かというと「記憶を失う」だとか「ボケ症状を増強する」らしい。更には「持ち越し効果」と言って「眠気、めまい、ふらつき」などが生じる場合もある。その他、筋弛緩作用、健忘、緊張、呼吸抑制なども起こることがあるらしい。

 特に注意しなければならないのは、肺、肝臓、腎臓、アレルギー体質、妊娠中など全身状態になんらかの問題がある場合、意に反した効果というか副作用が現れるという。矛盾するような話しだが、「睡眠薬」は健康人が飲むもので、「病気持ち」は飲んではいけない「禁忌」だということになる。考えてみれば何とも皮肉な話だ。

 不眠症は「不治の病」なのだそうだが、「睡眠薬」は、自分の体質の問題、服用するタイミングの問題、服用を止めるときの問題、これらのことを知った上で使用する必要があるシロモノだった。安易に服用してしまったことで、人生を棒に振る人も居るのだから。

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自律神経というもの

2011年06月25日 10時35分38秒 | Weblog

 人体の自動制御装置
 「自律神経」という言葉は、誰でも知っている。交感神経と副交感神経についても学校で習って言葉くらいは知っている。しかし、「自律神経」について具体的に指摘することはなかなか難しい。肝臓や腎臓、心臓などのように具体的なモノがある訳ではないから、姿形が見えて来ない。定義として、自分があまり意識することなく、自動的に反応するためのモノだと思って良いだろう。空調機で言うと、部屋の温度・湿度を外の環境に関わらず、設定した値に保つために、自動的に運転するようなものである。この時のセンサーと「ヒーター、クーラー」の切り替えを自動で行う「制御回路」が神経だ。

例えば脈拍数
 誰でも知ってる「脈拍数」だが、(中にはコントロールできる器用な人も居るかもしれないが)基本的にはこれを自分でコントロールすることは出来ない。緊張したり、運動したり、心理的要因でも、物理的要因でも脈拍は素早く反応する。このようなセンサーの組合せは「空調機」のように単純なものではない。およそ、立ち位で72、椅子で62、仰臥で60というのが普通の人の脈拍数である。ところが、母は座位で57、仰臥で73という状況だ。別に仰臥で自転車こぎ運動をしている訳ではない。安静にしているにも関わらず脈拍数が上がってしまうのである。副交感神経が働かないのか、交感神経が過敏なのか、とにかく自律神経の制御が誤っている状況であることは明らかだ。

「自律神経」についてはほとんど判っていない
 「自律神経」については、随分昔の定義であって、本当にこれで良いのかどうかという疑問もある。確かに何かがあることは判るが、「心理的要因+物理的要因」と無意識に行われる「脳の自動制御」の関係は、あまりに複雑で、繊細かつ微妙なのである。

「自律神経」につける薬は無い
 神経そのもの、神経を束ねている腰椎、胸椎、脊椎、頸椎、そして各種神経伝達物質や各種ホルモン、そして脳、これら全ての連携で行われる自動制御が「自律神経」だということになる。この分野はまだまだ未知の世界で、個々の要素も未解明、詳細な働きもあまり知られていない。そんなわけだから一旦不調(故障)になったら手が付けられない。

原因が判らなければそれらはすべて「自律神経失調」?
 通り一遍の検査で原因が見つからなければ、それは全て「自律神経失調」になる。そんなことは無いと思うのだが、現実にはそのような診断が下される。しかも「心因性の」という形容詞が付いたら最悪で、それはもう「放置」意外に処方がないということになる。このどこが高度医療、近代医療なのかが判らない。

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冷え性

2011年06月24日 21時01分36秒 | Weblog

 ここ1ヶ月、じっくり観察してみると母の「奇病」は、1つの原因で起きているとは思えない。つまり、いくつかの複合的な病気のような気がする。「むずむず脚症候群」も捨てきれない。「冷え性」の可能性も大きい。更には「自律神経失調症」の可能性もある。おまけにどうも「アレルギー体質」或いは、非常に反応しやすい敏感な体質でもあるらしい。

 「冷え性」と「低体温」とは別。
「冷え性」は、身体の内部(深部温)が低下するのを防ぐために血管の収縮によって調整する。ところがこの自動調節機能が過剰に反応してしまい、身体の表面(手足)が冷えてしまうもの。身体の筋肉が関係しており、女性に多く見られるのは総じて筋肉の量が少ないからだとされている。では何故「自動調節機能が過剰に反応」するのかと言えば、それは「=自律神経の乱れ」であり、現状ではこの「冷え性」に付ける薬は無いらしい。
「低体温」は、身体の中で作られる熱そのものが少ないことが原因で、「血管の収縮による自動調整」以前の問題、全く別の問題である。

 母は食欲があり、運動する意欲もある。散歩で1時間ほど歩けば、さすがに足も暖かくなるらしい。しかし、戻って来て1時間もしないうちに足はキンキンに冷えてしまうのだ。散歩に出ない雨の日は、ふくらはぎの筋肉を維持するため「つま先立ち運動」を日に200回は軽くこなす。でも、そんなことくらいで足の冷えは収まるものではないらしい。冷えは足先から始まって、徐々に大腿部へ上がってくる。このとき「ヒリヒリ」というか「ピリピリ」というか、皮膚の表面を静電気が走るような痛みが続くと言うのである。

 人間の身体は、非常に精密かつ微妙で、「歩くセンサー」みたいなものだ。一見鈍感なようでも、アレルギーで判るように、非常に激しく反応するような場合もある。アレルギーは免疫機能の混乱あるいは異常反応だと思うが、かといって免疫機能が無かったら人間はとても生きてはいられないだろう。自律神経といい、免疫機能といい考えてみれば、これがバランス良く機能すること自体が不思議なくらい複雑なのである。

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不可解

2011年06月17日 14時10分19秒 | Weblog

 13日、仕事の都合で受診できなくなり、15日に予約を延期。その診断結果を聞いた。やはり頸椎(首)MRIには何の問題も無かった。血液検査も異常は無かったのだから、結局振り出しに戻ったようなものだ。但し、「問題がない」ということがはっきりしたことは確かだ。

 先生は、基本的に「しびれ、痛み」と言ったものは、首、胸、腰、脊椎などの骨の歪みから来るものと解釈しているようで、そこに問題が必ずあると確信しているようだった。ただ、そこに問題が無い場合も勿論否定しないが、かなり厄介なことになる。「しびれ、痛み」の原因として「クスリ」の可能性をあげた。

 一度、頑張って全てのクスリを止めてみたらどうか、との話しだったが、母は他のクスリを止めることは出来ても、睡眠薬だけは手放せないのが現状だ。いつからそんなにクスリを信頼するようになったのかは判らないが、とにかく手放そうとはしないのである。

 先生も「新たな症状、別の具体的な兆候」が起きたらまた診てみようとのことで、現状ではこれ以上の治療は困難とのこと。八方塞がりというか、元の木阿弥というか、とにかく慈恵医大への通院はこれで終わることになった。従って、当然のことながら病名も付かなければ何の処方もない。

 車で片道1時間かけて通った病院だったが、期待はむなしく崩れ去った。その車中の暑いこと、でも本人は更にカイロを付けている訳だからクーラーを入れることも出来ない。本人にとっても周りにとっても苦痛の通院だったのだが、最後に残ったのは「不可解」だけだった。

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黒酢生姜湯

2011年06月12日 11時32分53秒 | Weblog

 冷え性対策として、これまた、飲む方の「湯」の話しであるが、レシピは国営放送の「かめしてガッテン」で放送したもの「黒酢生姜ドリンク」を採用した。

 確かに、足というか大腿部から下(足も含めて)が温まる。床がフローリングなので素足ではとても冷える。そんな訳で夏でも靴下は欠かせないのだが、「黒酢生姜ドリンク」を飲んだ後は素足でもフローリングの冷たさが心地よく感じるくらいになる。この場合、靴下は履きたくないのだが、調子に乗って冷えないように気をつけたい。冷えてしまえば元の木阿弥というものだ。

黒酢生姜ドリンクのレシピ
・乾燥生姜…25g
・グラニュー糖…30g
・氷砂糖…20g
・黒酢…600ml

 この中で、黒酢だけでも身体に良いのだが、肝心なのは「乾燥生姜」。これが上手くできないと意味がない。「乾燥生姜」の作り方はいろいろあるが、それは各自調べてもらいたい。生姜はもともと「身体を温める」効果があるのだが、生生姜と乾燥生姜では効果が異なる。「ジンゲロール」と「ショウガオール」の働きによる違いなのだそうだが、これは歴とした漢方の処方の1つなのだ。

 そのまま飲んだのでは黒酢が強すぎてとても飲めたものではない。通常は、湯飲み茶碗に「黒酢生姜ドリンク=黒酢生姜エキスと言った方が正しい」を小さじ1杯入れて、茶碗の中程まで熱いお湯で割る。よく混ぜてから水で割って適温にして飲む。お薦めタイミングは食事の後がよい。空腹時に飲むと胃に負担がかかるように思う。

 「奇病」にもそれなりの効果はあるのだが、普通の人なら「黒酢生姜湯」を飲んで散歩にでも出ようものなら、足が熱くて仕方が無い。散歩から帰ってきたら「梅干し湯」でひと休み。これが散歩できる日の母の日課になっている。この「黒酢生姜エキス」は、直接の「お湯割り」の他に、酢を使った料理にも気軽に使える。生姜の効果から考えれば、風邪の予防にもなるだろう。「梅干し湯」と言い「黒酢生姜湯」と言い、何とも奥が深い。

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梅干し湯

2011年06月11日 08時54分32秒 | Weblog

 このような状態だから、食べるものもいろいろ試している。あれが良いと言われれば、それをやってみる。これが良いと言われればそれもやってみる、である。そんな中に、「梅干し湯」というのがある。

 名前は私が勝手に付けたので、本来何というものかは判らないのだが、作り方は超簡単。「湯」は風呂の湯ではなくて飲む「湯」である。単純な話、梅干しを半分にして湯飲み茶碗に入れて熱い湯を中程まで入れる。これを箸か何かで突いて細かく砕く。お湯だから簡単にバラバラになる。粉々になったところで、水を足して適当な飲みやすい温度にする。ただ、それだけである。

 梅干しには、いろいろな効果が得られると言われている。大まかには梅の6大効果「胃ガン予防、糖尿病予防、食中毒予防、動脈硬化抑制、血液浄化作用、抗酸化作用」があるが、細かく言えばその他にも「腸整作用、老化防止、新陳代謝促進」などいろいろとある。特定の効果を期待するのであれば食べ方や食べるタイミングもそれなりに工夫するとよいだろう。

 マッサージ師によれば「痛み」は、それが継続することで「痛みの神経系」が出来上がってしまい、更に「痛み」を感じるようになるらしい。これを緩和するのに梅干しが良いという。調べてみると、確かに梅干しには「痛み」に対する予防というか、鎮静作用もあるらしい。クエン酸には、カルシウムと結合して骨を強化する効用や、鉄の吸収を促進しながら血行をよくする働きがある。その働きで鎮静も促されるのかもしれない。

 但し、マッサージ師も言っていたが梅干しは1日1個に限る。従って湯飲みに2杯までということになる。更に、高血圧など塩分を控える必要のある人には残念ながら向かないのだが、母は幸いにも高血圧ではない。試してみる価値は充分にあるとのことだった。またこの理解に苦しむ「痛み」に対しても効きそうな気がする。この話しを聞いて早速「梅干し1日1個」を続けている。速効を期待できるものではないが、何より副作用が無いのが嬉しい。

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ところで結果は?

2011年06月10日 10時05分15秒 | Weblog

 9日、血液検査、胸椎MRI、腰椎MRIの検査結果と診断が下される。血液検査の結果は、やはり「異常なし」だった。腰椎MRIからは、確かに圧迫骨折が読み取れるものの、現状の症状とは一致しない部分があり、すべての原因を圧迫骨折とするには無理があるとのことだった。勿論、無関係だと断言することは出来ないが。

 腰椎MRIは数年前にも受けており、圧迫骨折も承知していたから結局目新しい情報は何もなかった。結果に期待しないと言ったら嘘になるが、この検査内容ではやむを得ない。

 次なる手段として頸椎MRI(首)を調べることになった。頸椎MRIは、このあとすぐに撮ることが出来た。次回は、急いで貰って13日で予約したので、MRIの結果は診断に間に合うだろう。これで何かしらの手掛かりがあればよいのだが、何も無ければ「振り出し」に戻ってしまう。確かにそれは、何かしらの原因があってのことだと先生も認めている。しかし、独り言のように「内蔵」も調べた方がよいかもな、、と先生はつぶやいたが、決して確信があるとは思えない。

 結局、今の所何の進展もない。勿論、田舎の医者と違って、原因も判らないのにクスリを処方する等ということもない。本人にとっては「ワラをもつかむ」心境なのだが、これがせめてもの誠意というものか。

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足のむくみ

2011年06月09日 18時39分01秒 | Weblog

 症状の1つに「足のむくみ」がある。これもNetで調べると、原因、対処法などが判る。母の「奇病」との関係が有るかどうかは別にして、本人が気にしているので、調べてみた。確かに、かなりのむくみがあり、親指で押すと凹んで元に戻らない。足全体が膨れているような感じで、気になるらしい。確かにここまでむくんでは気分も悪かろう。

 むくみは血流が滞ることで起きる。特に足は心臓から遠く、重力の影響もあってむくみ易い。「血流が滞る」のだから、運動不足が原因の1つになる。運動不足にも関わらず、水分を取り過ぎる場合もむくみの原因の1つになる。というより、ふくらはぎが重要な働きをしているらしい。ふくらはぎを鍛えることで重力に逆らって血流を心臓へ押し戻すことができる。だから、運動する必要があるというのである。

 対処法
1.4時以降、水を飲むのを控える。
  膀胱をきれいにするためだとか言って寝る寸前まで、かなり水を飲んでいたが、
  夕方4時以降は、のどの乾きを潤す程度で止めておくようにした。
2.散歩の時間を増やす。
  雨の日で散歩が出来ないときは、つま先立ち運動を日に100回以上を2~3回、
  必ずやるようにした。

 これだけで、効果覿面、24時間後にはむくみはかなり減少、気にならない程度になった。凹みの回復も早くなった。足のむくみに悩む人は多いと思うが、おかしなクスリに頼らず、自前で解決できるのだから、是非試してみるとよいだろう。どうやら、むくみは「奇病」とは関係ないらしい。
 見た目の症状とは違って、複合的でどれがどの病気(原因)から来るものか、簡単には判らない。1つ1つ解決していくより手立て無し。

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