つむじ風

世の中のこと、あれこれ。
見たこと、聞いたこと、思ったこと。

欅しぐれ

2020年05月17日 15時17分13秒 | Review

山本一力/朝日文庫

 2007年2月28日初版。著者の作品には2014/09/05、「まねき通り十二景」でお目に掛かって以来、久々の登場である。今回の話しは実際、あり得ない話だが、渡世人と商人が同じ書道塾で机を並べ、肩書無しの付き合いから、男の友情に発展といったものが作品のテーマになっている。著者はこのテーマが好きで、同様の作品が多いらしい。特に日頃から細かい事の積み重ねを基とする商人、「士農工商」の最下段である工人(職人)、商人の生活、活動を背景に描くのを得意としているようだ。

 そして、「士は己を知るもののために死す」という信頼、友情を中心にした作品作りである。著者の「思い定めた確信」をいかに描くかということに尽きる。例えば、185p「雨の降りしきる中、主の危篤を知らせに猪之吉のところに急ぐ誠之助の心象描写」など、思わず泣かせるところである。

 次々と相手が繰り出した罠に嵌っていく。「そうじゃない。そんな甘い話はない」と教えてやりたかった。オレオレ詐欺もそうだが、渦中の人間には(そばで見ている人間ほどには)判らない。騙り詐欺とはこうしたものなのだろうなと。このリアリティが面白い。
 また、時代小説と言えば、剣豪や英雄が必ず登場しそうなものだが、著者の作品には無縁である。そこは徹底して江戸市井の庶民が良くも悪くも主役である。

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日本の歴史をよみなおす

2020年05月13日 21時31分29秒 | Review

網野善彦/ちくま学芸文庫

 2005年7月10日初版、2012年3月10日第22刷。この著作は当初の「日本の歴史をよみなおす」からその後の「続・日本の歴史をよみなおす」を合わせて1冊にしている。続編は更に豊富な資料で裏打ちされた「日本の歴史」の見直しである。

 ポルトガルの宣教師(ルイス・フロイス)の「日欧文化比較」1562~1579の日本での生活から。おおらかと言うか、野蛮と言うか、現代では考えられないような生活習慣があったようだ。双系的な社会から律令国家になって、父系制に移行を建前とする社会、室町末から江戸初期、あらゆる社会的機会から女性が排除され地位が低下、賤視の対象となって定着したことも歴史の流れとして頷ける。

 224pから後半(続)、上時国、下時国両家の話し(百姓は農民か)は実に面白かった。豪農、時国家は四艘の北前船を持ち、一航海で1000両の取引、300両の利潤を得ていた。実は大規模な廻船交易業者、実業家、大企業家であったことの証明は、確かに「よみなおす」に値する。学校で教える教科書の「薄さ」が判るというもの。極めつけは、北前船の船頭(友之助)の話しである。時国家から小田地を借りて耕している。彼は貧しい下人、小作人、水呑百姓なのか。しかし、実は千両の取引を自分の判断で仕切る大船頭なのだ。

 律令国家は「農業中心主義」で税も石高を基準にして課税している。「農」以外の区別がない。学問(儒学、経済史、封建制、、、)自体が農業中心主義である。
 「天皇」が確立したのは7世紀後半、天武、持統の頃、律令体制の確立と一致する。この頃「日本」も定まった。それ以前は未開で原始的、アニミズムや呪術の力が支配する社会(古墳はその典型)だった。畿内の首長たちの間では対抗する勢力もあり、その地位が安定的に維持される条件が無かった。
律令制の骨格は儒教に基づく、天命思想、易姓革命の思想が背景にある制度である。

 日本が律令制を取り込む時、それは注意深く排除された。天智天皇も神武天皇も後日の付け足しである。
 祖、庸、調の税制についても、元は水稲耕作の習俗、「初穂の貢納」であり、首長の所へ貢ぐ服属儀礼、平民の生活習慣であった。中世の律令によって制度化され、年貢、公事、夫役が近世の年貢、小物成、課役になる。公(公家、公方、公儀、公)への奉仕と考えられていた。

 平 将門と言えば首が飛ぶ話ばかりが思い浮かぶが、「新皇」の具体的な話しは初めてであった。比較的平穏に見える日本の歴史の中にも、クーデター的な大きな分岐点があったことに、今更ながら納得する。

 後半の西園寺家の系譜も実に面白い。「これまで「常識」とされて、今も広く通用している日本史像、日本社会のイメージが大きな偏り、あるいは明白な誤りの「根」はまことに深いものがあり、・・・」「これを正すことは我々が現代を誤りなく生きるためには急務」と著者は痛感しているが、歴史は権力者の下で造られる見本のような話である。既存の日本史とは異なる面を見せつけられたように思う。

 世の中が発展しても、それに人々の意識が追いついていかないという現象が見られる。皮相的に発展しても、核心ではなかなか変化が起こらない。これが人間の歴史というものの実態なのかもしれない。



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重大局面、今後の予測5

2020年05月11日 11時51分28秒 | 新型CORONA Virus対策

 8日、9日のピークは50人を下回り、苦肉の策「自粛」の効果が実る形になったようだ。このまま推移すれば最低ラインは10人を切ることも夢ではない。次の山は14日、15日頃と思われるが、「自粛」を続行すればピークを20人以下に持っていける可能性が出て来た。


 ここで悩ましくも考えなければならないのは経済活動の再起動である。
「重大局面、今後の予測3」で指摘した通り、簡単ではない。

 典型的な韓国の例で言えば、
5月6日に外出規制や集会制限などの感染防止策を一部緩和したばかりだったが、ソウル市内の繁華街にある遊興施設で、たった一人の不注意が、感染再燃、感染拡大に火を付けた。
当局の追跡調査によれば、5月2日に20代の男が、発熱等の症状があるにもかかわらずライブイベントに来場し、更に同日複数のクラブやバーに立ち寄っていたという。
 その結果、5月9日までに15人の感染が確認され、更に10日時点で54人に感染が拡がった。関係者の感染確認は6000人から7000人の規模になるだろうと推測されている。

【提言】
 韓国の例に見るまでもなく、経済活動を再開しても、当面「三密」は避けねばならない。集団で楽しむイベント(野球、サッカー、相撲、等々)や、密室型のバス、飛行機、列車を使った旅行などは、何等かの対策を撮らない限り、今の所再開は難しい。無観客で開催するのも、そういつまでも続けることが出来るとは思えない。
 そこで、提案だが稼働率50%で経済活動を再開してもらう。いわゆる自粛的な再開である。更に自主設定で構わないので、1週間のインターバルを設けてもらう。つまり、1週間稼働して翌1週間は休むという方法である。1度設定したら1ヵ月は維持してもらう(更に継続するかどうかは、この先の状況による)。1週間というのは、凡そ感染の潜伏期間である。今週感染したら、翌週に発症する確率が高い。その時休業であれば、感染拡大の機会を最小にすることが出来る。更に、Virusの生命力は増殖しない限り、1週間あれば凡そ死滅する可能性が高いという考え方に基づく。

 この間、様子見も出来る。経営者は休みの間に徹底した消毒や営業方法の工夫も出来る。最初から材料の仕入れなどで無駄が出ないように計画すれば、何とか再開も可能なのではないだろうか。

 スタートするタイミングとしては、一律ではなく分散して、各店舗、営業所、事務所、企業で決めてもらう。一律にすることで人の出が集中するのを防ぐためである。勿論、100人の会社の場合、今週50人出社し、出社した50人は翌週休みとし、残りの50人が替わって出社するということも考えられるが、感染があった場合を考えるとリスクが高い。何故なら、フロア、通路、トイレ、ロッカーなど共有している部分が連続して使用されることで感染拡大を招くからである。

 11日、政府は発令した緊急事態宣言を「今週14日に一括して解除することを検討している」ようだが、地域毎の状況に応じて慎重に判断することは、このような場面で国の一斉指導とは無関係である。
地域エリアを超えた、越境移動も解放する段階にない。特に、感染者の多い都市部から感染者の居ないエリアへ移動することはリスクが大きい。抗体検査の情報を見ても、地域格差がとても大きく、感染者の居ないエリアでは抗体を持つ人が極端に少ないことが判っているからである。

 国が「緊急事態宣言」を解除したからと言って、感染拡大したときの被害、損失は(韓国の例に見るまでもなく)甚大である。各地域、自治体の長はいつでも急ブレーキを踏む覚悟で、域内の状況、医療体制などを踏まえ、慎重に臨まねばならない。いずれにしても三密回避を維持しながら、注意深く進める必要がある。

 経済活動の再開のリスクはとても大きい。不要不急で言えば、再開するべき状況でもないのだが、背に腹は代えられない。極めて消極的で非効率な「インターバル再開」ではあるが、この際はこれで1か月、やってみるしかないだろう。


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重大局面、今後の予測4

2020年05月07日 23時23分22秒 | 新型CORONA Virus対策

 5月に入って1日、2日と感染者が連続して150人を超えたが、内訳をみれば1/3強は(4/24から4/25頃に感染したであろう)病院の院内感染関係者である。院内感染を除けば、自粛の効果(この戦法が正しかったかどうかは別にして)は確実に出ているように見える。
依然、院内感染は収まらないが、それを含めても5日には新たな感染者が58人まで減少した。更に、6日、7日と連続して下げ、3月30日以来の23人となった。
 明日あたりからまた次の山がやって来るが、院内感染をキッチリ押さえたかどうかで新たな感染者の発生が決まる。8日~9日まで院内感染も含めて50人以下に収まれば、希望も見えてくるのだがどうだろうか。

 日本中が、この「希望」の瞬間を、息を潜めて待っているのだが、CORONAはそれを嘲笑うかのように出没し、止まることを知らない。感染者が23人になったからと言って何等安心はできない。一度感染拡大すればいとも簡単に100人、200人と増大する。
 非常事態宣言は「延長」を決めたようだが、しかし、この手法にも限界はある。いつまでも継続出来るというものでもない。か、と言って活動を再開して感染者を増大させても結局は立ち行かない。自粛も限界に近づきつつある中で、終息が見通せないことほど辛いことは無い。

 非現実的と思えた「集団免疫の獲得による終息」という話しが徐々に現実味を帯びてくる。人類はこれを待つより手はないのだろうか。だとしたら、その存亡を危惧するというのも解かる気がしてくる。


 

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村上海賊の娘(一巻)

2020年05月07日 22時12分58秒 | Review

和田 竜/新潮社文庫

 2016年7月1日初版、2017年1月10日第9刷。著者の作品は2年程前に「のぼうの城(上下)」でお目に掛かっている。この時の主役は男だったが、今回は女が主役。

 あまり物事を深く考えない、大胆不敵な村上の姫。醜女で悍婦、しかも大女、ここまでくると思い出すのはイタリアの女優ソフィア・ローレンであろう。いささか古いが、彼女を短パンにして髪を短くし、真っ黒に日焼けしてもらえばピッタリではなかろうか。背が高くて唇が厚くギョロメ目な所など、そっくり。その弟景親は、都合の良い手下のようにコキ使われて、全く弱気の情けない男になってしまったのだが、困りながらも姉者には密かに全幅の信頼を寄せているらしい。荒っぽい事でも男に引けを取らない戦大好きの女海賊なのである。

 瀬戸内の芸予諸島能島を拠点にした村上海賊の戦国時代(乱世)における生き様を、一族を通して物語にしている。大坂本願寺を攻める織田信長、戦々恐々と様子を伺う毛利、その狭間にあって巻き込まれまいと情勢分析に忙しい村上方である。
 そんな政治的思惑など気にも留めず天真爛漫に、自らの気の向くまま廻船を駆使して行きたい所へ行く能島村上の姫である。若干20歳、一向宗の門徒どもを送り届けるのを言い訳にして婿探しに奔走し、大坂は泉洲天王寺砦まで来てしまった。話しはこのままで終わる訳が無い。

 シリーズは四巻まであって、この先どんな展開が待っているのか実に興味深い。久々のエンターテイメントだ。



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CVの生命力

2020年05月06日 12時07分04秒 | 新型CORONA Virus対策

 世界の各種感染症研究所で今回の「CORONA Virus」について調査が行われている。その中で、「CORONA Virusの生命力・寿命」について、凡そ判って来たことは、既に経験済みの重症急性呼吸器症候群(SARS/サーズ)や中東呼吸器症候群(MERS/マーズ)よりもしぶとく、寿命が長いことだった。その感染力を維持している時間は、

・プラスチックの上で3日から9日、
・鉄の上で5日、
・ボール紙の上では24時間
・手術手袋の上で8時間、
・銅の上では4時間、
・エアロゾル中では3時間

 というものだった。これでは「三密」の環境で感染しないというのが不思議なくらいである。
このことは、経済活動再開にあたり、対策の目安にもなる。

例えば、パチンコはどうだろう。
 対策として、ホールの空調は外気取り込みを強めにして、空気の滞留を避ける。客、従業員はマスク着用、ゲームを始める前に手洗いを必須とする。座席は隣を空ける、1日営業したら翌日は休業する。その間、プラスチック面、ガラス面、鉄玉など、凡そ人が触れるものは全て消毒する。

 積極的な「消毒」と消極的な「時間が経つと半減する」効果を使って、リスクを最小にすることで、市中感染のリスクと同程度の環境が実現する。ここまでリスクを下げれば、営業が可能になるのではないだろうか。人を大量に動員するイベントやコンサート等よりはるかに対応が易しいように思われる。
 しかし、同じように「三密」を避けることが可能な業種は意外に少ないのかもしれない。全てに対応可能な特効薬は今の所見つかっていない。


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消毒2

2020年05月02日 11時12分12秒 | 新型CORONA Virus対策

 アルコール消毒については、20200406【消毒1】でその詳細を記した。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大でアルコール消毒液が不足していることから、やむを得ない場合に限り、酒造メーカーが造るアルコール濃度が高い酒などの「高濃度エタノール製品」を代替品として使うことが認められている。厚労省は当初、消毒液の代わりとして70~83度の酒を推奨していたが、同22日に「60度台でも一定の消毒効果がある」と使用を容認。更に、国税庁はこうした酒を医療機関などが購入しやすくするため、5月1日から出荷する分を対象に、一定の要件を満たせば、酒税を課さないことを決めた。酒税が課されないためには、容器のラベルに「飲用不可」「高濃度エタノール製品」と表示することや医療機関から要請があった場合には、優先して提供することなどが要件になっていて、税務署の承認を受ける必要があるものの、これを受けて国内の日本酒造メーカーでは、続々「高濃度エタノール製品」の製造に乗り出した。

商品名:NEW POT 70/木内酒造
アルコール分77%/日本盛
アルコール分75%/大関
MIYACLEAN73/寒梅酒造
南部美人アルコール65/南部美人 等。

これで、「アルコール消毒液が不足」の事態は解消できる。

更に、
20200428、次亜塩素酸水による汎用消毒剤が新たに製品化されたというNews。次亜塩素酸水は新しい消毒剤という訳ではない。安全性が高く、既に食品製造工場で野菜の洗浄などにも使われてきた。主に企業や医療機関などに業務用として販売されてきた経緯がある。
 というのは、大きな欠点(特徴)として、非情に不安定で、劣化が早く、すぐに使い切らないと効果が薄れてしまうというデメリットがあり、なかなか汎用の消毒剤として使用できる状態ではなかった。

 今回、新潟県の企業「ユニトライク(株)/新潟市西区」がこのデメリットを独自技術で改善し、長期間の安定化に成功、汎用の消臭・消毒剤として製品化することが出来たという。

商品名は「ジーミスト(G-MIST)/ユニトライク」

勿論、医療機関だけでなく人が集まる各種施設でも注目されている。
用途は、少しでもウイルスを減らしたい「空間、床、壁」に使用できる。衣類や身の回りの小物等の消毒にも役立つ。施設内の待合室等での定期的な空間除菌、濃密な接触後の衣服除菌にも使えるので、作業ごとに噴霧して除菌することで、より感染リスクを減らすことができるものと思われる。

 

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無症状の感染者

2020年05月01日 22時55分05秒 | 新型CORONA Virus対策

 今回のコロナ感染症には「無症状の感染者」或いは「発症しない感染者」の存在があることは、以前から知られている。その理由はともかくVirus保持者でありながら発症しない状態にある。
これが、どの程度継続するのか、自然治癒するのか、抗体が出来るのか、詳しいことは判っていない。しかしながら、Virus保持者である以上、周囲に感染させる力は具えているものと思われる。
3月25日あたりから感染拡大が始まって1か月が過ぎたが、この「無症状の感染者」の存在について、注目すべき2つの統計データがある。

1つは、
 20200426、中国の疾病対策予防センター(CDC)の発表によると、今回のCORONAに感染した子供2,143人について、以下のような症状の分布が見られたという。
1.50%は発熱やせき、のどの痛み、鼻水、倦怠感などの軽症だった。
2.39%は中等症で肺炎の兆候が見られたが、重症例に見られる息切れはなかった。
3.6%(125人)が重症化し、14歳の少年1名が死亡した。
4.4.4%の子供は無症状だった。

さらにもう1つは、
 20200423、慶応大病院/東京都の例で、CORONA Virusとは関係のない疾病治療や手術で入院予定であった患者67人に対し(感染症の流行もあって)4月13~19日にPCR検査を実施した。結果、その内4人(約6%)が陽性であった。そして、その陽性者は全員が無症状だったという。

 このことから、大人であっても子供であっても感染集団の中で凡そ5%の人が「無症状」であることが判る。勿論、その地域の感染状況や環境が影響することは避けられないが、「無症状の感染者」というものが一定数存在することは、はっきりしている。「無症状の感染者」は自覚がないために、特に注意することも無く、PCR検査を受けるでもなく、いつものように日常を過ごしているものと思われる。

 そして、この「無症状の感染者」はその地域において、徐々に増えていくことが考えられる。その結果、感染経路の不明な市中感染が頻繁に起こり、また、自粛によって終息したかに見えても、瞬時に感染が拡大することになるのではないだろうか。感染者のグラフ(数字)に表れない隠れた感染者の存在があるのだとしたら、現状の検査体制や自粛では完全に終息させることが出来ないのではないだろうか。


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