けるつもりはありません。しかし、アイデアと製品化、商品化は全く別の話しなのであり、アイ
デアだけなら世の中いくらでもそこらに転がっているのです。
早い話が、例えば「おなら発電」というのはいかがでしょうか。
「おなら」もガスですから、ちゃんと火が付きます。ですから億単位の人間の「おなら」を集めて、
これを燃焼させて得たエネルギーで発電する、なんてことも可能なのです。何せ、無尽蔵に日
々「排出」している訳ですから、こんなお手軽資源はちょっとそこらにありません。
しかしながら、これを常態化して継続可能なシステム(商品化、製品化)にするのはとても難
しいでしょう。まさに「屁」のような話しなんですね。
大学院の教授ですからね、話しは上手いですよ。黒い物もいつのまにか白くしてしまします。
冗談半分で聞いておれば良いものを、それを真に受けて10億出す「いちき串木野市」、まるで
マンガの世界です。大学院の教授というブランドを無条件に信頼したのです(「鵜呑み」とも言
いますが)。何の検証もしないのは、いかにもお役所仕事です。
ちょっと一言、「ねぇ教授、冗談はさて置き、ここらで本気出して下さいよ」と、言える人が居な
かったのです。本気じゃないと言うか、他人事と言うか、前項の「つくば市」と全く同じですね。
(続く)