レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「たまお、キミカVSふうた、ネネ17」

2012-09-17 23:45:24 | 小説

新第3弾ゾンビ「たまお、キミカVSふうた、ネネ17」


 「俺にもそれはわかったけど、
 それなら、
 たまおたちの話しというか、
 選択ってちっとも面白くないじゃん。
 なら、
 どれも選ばなかったふうたたちの方が俺はいいと思うけどなあ」
 ケンタが言う。
 「おお、ケンタ頭いいなあ!
 僕もそう思うぞ」
 みはるがケンタの肩をたたく。
 「うーん、
 たまおたちの意見がそれだけならね?
 なら、
 たまおたちの工夫は、
 次点として、
 しょうがなく選んだ
ということだけだからな。
 ふうたたちは、
 俺たちも驚いたように、
 敢えて選ばなかったから、
 どっちが頭を使ったといえば、
 ふうたたちになるんじゃないかなあ。
 ただ、
 あのたまおたちが

 雛祭り編

を選んだのが、
 さっきサヤちゃんが話したそれだけの理由なのかがわからないんだよ」
 賢明が自信なさそうに言う。
 「でも、
 あの二人、
 休憩をいれたがらなかったから、
 それだけかもしれないじゃない。
 私たちが驚いている間に、
 丸め込む作戦だったんじゃない」
 サヤはそう言う。
 「俺もそう思う!」
 「僕もだ」
 ケンタとみはるは単純なので、
 そう本気で考えていた。
 永久も口には出さなかったが、
 その考えだった。
 しかし、
 ひさめ、
 そして、
 もとめは首を傾げながら何か考え込んでいたのだった。
(続く)



本編リメイク「ジ・エンド?3」

2012-09-17 23:41:39 | 小説

本編リメイク「ジ・エンド?3」


 「おまえは誰だ!
 どうやって、あおむをやったんだ!
 おい、返事をしろ!
 おい!
 おい!」
 エイタは電話の向こうの相手方に向かって大声を出したが、
 電話は切られていないが、
 返事はなかった。
 「おい!
 何考えてるんだ!
 あー...」
 エイタがある可能性に気づいたとき、
 「フォフォフォ!
 電話は使えないぞ。
 さあ、そこを彷徨え!
 愚か者たちの残骸をよく見るがいい!
 フォフォフォ!」
 また、
 電話の向こうで不気味な声がした。
 エイタはその不気味な声を聞いた後、
 「くそー!
 思い通りにはさせないぞ!」
とだけ大声でわめくように言って、
 自らすぐ電話を切ると、
 前のめりに倒れたまま動かないあおむに駆け寄ったのだった。
(続く)




レイジーブラザース「ガラス張りの応接室ととんちんかんな双子と美少年」

2012-09-17 22:30:40 | 小説

レイジーブラザース「ガラス張りの応接室ととんちんかんな双子と美少年」


 「まだ、じゃんけんやってますよ」
 「右側が何か言ってますけど」
 「あー左手でハナクソを!」
 「右側が、
 長男の木太郎
という子ですかねえ」
 「さすが、カイミヤマ先生!
 ポイントを押さえてますねえ」
 「うわー、
 今度は左側が腹を掻いた」
 「このメモ正しかったな!」
 「うーん、ハナクソ男に、
 ハラ掻き男か...」
 「さすがというしか...」
 「わしがホラー作家として認められないのはこの辺に問題があるのか...」
 「意味が?
 で、
 ジュウロウ先生がこんなことで落ち込んでどうするんですか?」
 「来た!
 美少年!
 永久くんだ!」
 「くん、までつけて、
 何、喜んでるんですか。
 周りが不細工なだけですよ」
 「いや、たしかにデキがいい」
 「うーん、アレ?
 あの美少年がジャンケンに加わりましたよ。
 これで勝負はつきますよね」
 「うーん、あの子が負ければなあ」
 「また、あいこですよ」
 「あの美少年。
 なんか、
 頭は悪そうですねえ」
 「そこがまた素晴らしい!」
 「あー、
 じゃんけんで勝って喜んでますよ。
 でも、
 また、
 双子がじゃんけんはじめましたよ。
 負けた方がここに先頭で入る
ということだったんですね」
 「じゃあ、あの美少年、
 ここは負けないとイカンのに...」
 「私が行って負けてやろう」
 「カイミヤマ先生が負けてどうするですか?」
 「いや、何かした方がいいなあ。
 ありゃ、ずっと終わらんぞ」
 「じゃあ、ちょっと行ってきますよ」
 「いいんですかねえ」
 「双子があの調子じゃ、
 じゃんけん終わりそうもないし、
 思った以上にバカそうだから、
 まあ、
 大丈夫じゃろう」
 すると、
 既に、
 カイミヤマがドアに向かったかと思うと、
ドアを開けて何か言うと、
 じゃんけんに夢中になっていた双子とそれを見ていた永久は驚いたようだった。
 横から、
 ガラス張りの応接室を覗いていた、
 フランケンとチビ猿も一緒に驚いていた。
 「何で、この部屋は透明なのに、あんなに驚くんだあ?」
 「やはり、オツムの方がちょっと足りないんですかね?」
 カイミヤマに何か促されたのか、
 永久、
 双子の弟、
 兄の順で応接室に入ってきた。
 「こんばんわ!」
 「違うだすよ」
 「バカか、おまえは!
 こんにちわだろう」
 「あー、こんにちわ!」
 永久が挨拶をやり直すと、
 「こんにちはよい天気だすなあ」
 「あほ、
 今日はまだ外にでていないからわからないだろ、雨だったらどうするんだ」
と、
 双子は、
 とんちんかんなことを言う。
 そして、
 「君が木太郎くん、
 そして、
 あおむくん、
 それで、
 君が永久くんだね」
と、
 マスターが3人を順番に指さしてそれぞれの名前を当てると、
 3人はおおげさに驚く。
 「カクさんにはそういう力があるんですか」
 永久がわけのわからないことを言うと、
 カイミヤマがウインクをする。
 「ゴホン、
 頭が高い、
 ひかえおろう!」
 バーのマスターがカイミヤマの意図を察して、
 調子に乗っていうと、
 3人のうち、
 二人は思わずジュウロウの方を見て、頭を下げたが、
 「な、わけないだすよな」
と、
 双子の弟あおむが、
 マスターの方を見た。
(続く)




ダミー「見せてください」13改

2012-09-17 21:41:02 | 小説

ダミー「見せてください」13改
 
  「くすぐったいですよ!」
 「なんかこびりついてるんです。
 とにかくじっとしていてください」
 鼻かっぽじった後に耳触ったかな?
 それで、
 そのまま固まったのかなあ?
 「あー、
  そこはもっとくすぐったいです」
 「動くからですよ」
 耳と首の間についたのか?
 「じっとしてくださいよ。
 ここです」
 指があたっているところかなあ?
 「かゆくないですか?」
 「それより、くすぐったいです」
 「こすり落とさないと、
 ダメみたいですからね。 
 じっとね」
 そう言えば、
 昨日、風呂入ってなかったな。



本家「見てください?」13

2012-09-17 21:21:54 | 小説

本家「見てください?」13


 「あのー、もう時間がないので」
 「見てくれますよね」
 こわー!
 こんな可愛い顔して元ヤンキー。
 というより多分現役のヤンキーだな。
 「でも...」
 「さっきの恥ずかしい写真、
 見てくれたじゃないですか」
 確かに恥ずかしいヤンキーねえちゃんの写真だけどな。
 まさか、それが恐喝の手口か?
 「はあ」
 「なら、もう一枚くらい、
 見てください!」
 「うーん...」
 「さっきの写真また見ます?」
 「いえ」
 「そうでしょう!
 新しいのにしましょう。
 さあ、よく見てください」
 今度は何だ?
 あー、知らぬ間に相手にペースに...
 カッペ卒業は遠い!


偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」126

2012-09-17 09:05:11 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」126



 男は話しを続けた。
 「あー、すいません。
 余計なことばかりお話ししまして、
 それで、
 あの後なんですが、
 私はすぐに自分のアパートに戻ると、
 着替えもせず、
 早速、
 悪女よけの像を前にしまして、
 「カミサン、カミサン、カミサン!
 悪女を寄せ付けないようにしてください。
 カミサン、カミサン、カミサン!」
と、
 祈り続けたのです」
 そこまで話すと、
 愛田が、
 「話しの途中にすいません。
 例の像を前に祈り続けたのですか?」と、
 男が言ったことを確認するように訊くと、
 「はあ?
 それが?」 
 「いえ、続きをどうぞ」
 「では、
 それで、
 正直、
 私の調べた範囲では、どのくらい祈り続ければ、
像の効果が発生するかわかりませんでしたので、
 足がしびれて我慢できなくなるまで、
とにかく祈り続けることにしたのです。
 で、
 結局、2、3時間祈った頃でしょうか、
足がしびれただけでなく、トイレに行きたくなってしまったので、
 とりあえず、祈りをやめて、しびれた足をひきづるようにして、
トイレに行ったのです。
 で、
 用を足して、トイレから出てくると、
 私の携帯電話がなったのです。
 着信を見ると、
 例の女からでした。
 私は電話にでようか迷っていたので、
 ふと、
 悪女よけの像を見たのです」
 男がそこまで話すと、
 コビタが、
 自分が飲んでいた生ビールのジョッキが空になったこともあり、
 「話してばかりで、
 喉がお渇きでしょう。
 ビールでも一杯どうですか?」
と言ったのだった。
(続く) 
  
 


男一匹女優「何故かエラ張り女とバブルの化石女が多い?性格は顔に、環境が性格に?」

2012-09-17 02:16:16 | 小説

男一匹女優「何故かエラ張り女とバブルの化石女が多い?性格は顔に、環境が性格に?」


そなこた「1位はダントツで、
毎度の天海オバハン。
でも、
前のと違い、
こっちは、
ランキングを見れば、
簡単そのもの。
まさに、
鋼の猛女!
さあ、、
どんな役が似合う女優!
ほな!」

集計期間:2012年9月8日~2012年9月15日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(9月調査)

 

5469票
天海祐希
1900票
江角マキコ
1444票
真矢みき
1422票
米倉涼子
531票
篠原涼子
366票
黒木瞳
245票
桃井かおり
245票
井上真央
181票
中谷美紀
159票
藤原紀香
157票
松雪泰子
123票
高島礼子
108票
杉本彩
166票
その他

 

 


味音痴有名人レイジー編「ザリガニも千円ワインも極旨!金持ってるんだからぼったくれ!」

2012-09-17 01:51:47 | 小説

味音痴有名人レイジー編「ザリガニも千円ワインも極旨!ぼったくるならこの方々に限る」


そなこた「どんな飲食物が、
似合う有名人でしょう?
ほな!」

集計期間:2012年9月8日~2012年9月15日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(9月調査)

3061票
宮本亜門(演出家)
182票
錦織健(オペラ歌手)
174票
松本幸四郎(歌舞伎役者)
476票
その他




カミサン伝説20「ハッピー編」281

2012-09-17 00:42:16 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」281


 「あら! お久しぶり! 
 今日はエイタ先生?
 まさかあのこと西園寺さんから聞いて...」
 寿司屋の妻秋子が店に入ってきたエイタの顔
を見てにやにやしながら、声をかけると、
 「毎度!
 すいやせんねえ。うちのがおしゃべりで、お好きなところにどうぞ」
 寿司屋が妻の方をちらっと見て、そう愛想よく言うと、
 「西園寺が来たんですか?」

 エイタは少し表情を堅くすると
いつも座るカウンターの隅に腰掛けるなり、 
 チンタが挨拶する前にそう訊いたのだった。
(続く)


続エスカレーター改「道連れ同僚にぺこぺこサツコ、ワンコ、ガキどものチョビ髭持ち逃げ断言?」

2012-09-17 00:12:23 | 小説

続エスカレーター改「道連れ同僚にぺこぺこサツコ、ワンコ、ガキどものチョビ髭持ち逃げ断言?」



 「私も行きますので、
 ついてきていただけますか?」
 何で頼むんだ?
 自分も疑われてるんだぞ。
 「お願いします」
 サツコ様まで!
 ペコペコするなよ!
 「ふーーーーーん、
 なんとなく、
 初心者的なニオイがします」
 タベちゃん、初心者って、
 サラ金なんて二人とも始めてだろ。
 「あー、サラ金は初めてなんで、
 不安なんだすな」
 タマガキ! 何が不安だ!
 サラ金に行け
って言ったのてめえじゃないか?
 「はい。かなり不安で。
 クレジットカードを今日持ってくれば良かったんですが、
 忘れたもので、
 でも、
 免許証も保険証もありますから」
 タマガキにそんな丁寧な言葉不要だ。
 ちょっと頭悪いのか?
 この姉ちゃん?
 本当に借りられるのか?
 「ですが、
 その若さで貸してもらえるんですか?」
 多分、未成年だし、
 サツコ様の下だから、
 バイトみたいだしな。
 「いえ
 私、若く見えますが、
 これでも、もう3年目なんです。
 それに、
 正社員ですから大丈夫だと思います」
 何?
 サツコ様より年上なのか?
 それにこれで3年目?
 なのに、
 何でサツコ様の方が上なんだ?
 「にいちゃーん、
 そんなこといいから早く行かないと、
 お待たせ代増えるよ」
 ケチガキ!
 お待たせ代?
 俺の付き合い代はどうしてくれる!
 「じゃあ、早くお願いします」
 「ああ、行くぞ!」
 はー...
 「お願いしますね!」
 サツコ様、
 道連れ人にもペコペコか?
 それにしてもチョビ髭遅いな。
 「ふーーーーーん、
 なんとなく、
 逃げていくニオイがします」
 タベちゃん、
 だから、俺が付き添いに!
 「ワンコさんはさすがだすな。
 店長さんは、
 多分持ち逃げの最中なんだすな。
 だば、
 その分も、
 もっと足りなくなるだすよ。 
 できるだけ、
 何社も回って、
 借りられるだけ借りるだすよ」
 「そうだね。
 持ち逃げ確定だね」
 クソー、ガキどもめ!
 タベちゃんもこれ狙ってたのか?
 それにしてもチョビ髭遅いな!
 「にいちゃーん、早くね」
 「よろしくお願いしますね」
 また、ペコペコか。
 サツコ様!
 「付き添いお願いしますね」
 「よろしくな」
 「はあ、わかりました」
 しょうがない。
 付き添いでどうにか、
 借り入れ減らすようにするか。



にほんブログ村 小説ブログ コメディー小説へにほんブログ村