新第３弾ゾンビ「たまお、キミカＶＳふうた、ネネ６」
「じゃあ、私からいくわよ。
今認定されているカミサン伝説で絶対にカミサン伝説からはずせないものは何か。
これがテーマよ！
３０分だけ時間をあげる。
先攻後攻はコインの裏表を当てて、
決めるわ。
それから、
同じものを選んでもだめよ。
どう、いいわね」
もとめがそう言うと、
たまおたち４人は頷いた。
「じゃあ、
４人は教室を出ていっていいわよ」
すると、
４人は素早く教室を出ていった。
「先生、
今のテーマって、
真カミサン伝説に限りなく近いものを選ばない
と負けるんじゃないですか」
賢明がもとめに訊く。
「さすが、賢明くんね。
そのとおりよ。
最初は、
真カミサン伝説にしようかと思ったけど、
二人で考えるには時間が短いし、
あの４人が、
どうカミサン伝説を考えているのか知りたいから、
ああいうテーマにしたのよ。
賢明くん、
いいえ、
サヤさんも含めてここにいるみんな、
自分だったら何を選ぶ？」
もとめが笑って言うと、
みはるが、
「先生だったら何にするんだ？」
と訊く。
「私も気になります」
ひさめは自分も訊いてみたいと思ったので、
このときだけはタメ口口調のみはるを睨まなかったのだ。
（続く）
本編リメイク「燃え尽きた木の跡と消えたミカエル」
「はー、はー、
ようやくここまで戻って来ただすよ」
あおむは逆走して、例の爆発して燃え尽きた木の跡を指さして、
そこでいったん立ち止まった。
「うん？ 顔に特殊メイクをしたミカエルが消えているぞ」
エイタは倒したはずのそのミカエルが倒れていた辺りを指さして言った。
「とどめを刺すべきだっただすかな」
「いや、化け物じゃない限り、
あれだけ足と腕を叩けば、歩けるワケはない。
やはり、他に黒幕がいて、
あのミカエルをどこかに移動させたんだろう」
「どうするだすか？」
「進むしかないだろう。
黒幕がいたら闘うしかない」
「そうだすな」
あおむとエイタはそんな会話をしてお互い頷きあうと、
辺りをもう一度見回してから、
また、走り始めたのだった。
（続く）
新カミサン伝説？ホラの像編改１２１
「いたーーー！
誰か救急車を．．．
うっ．．．」
周りにいたジュンたちが消えたかと思うと、
スネタはそうわめきながら、その場で七転八倒していた。
だが、
ジュンたちだけでなく、
その部屋にいた警察官までも消えたので、
誰もスネタを救うものはいなかった。
（続く）
インチキブログ恒例第２弾ループ、ダミー「見せてください」１
＊元は「見てください」の双子のインチキ作！
「あのー」
可愛い子だけど、
ここで止まるのは田舎もんだ！
「あのー」
しつこいなあ！
やっぱり、
何かのインチキ商法だな！
「あのー」
無視すべし！
「あのー、顔に」
ええ？
まさかあ？
アレかあ？
「なんかついてますよ！」
「ええー」
どこだ。あれー！
どこだ。あれれー？
「ちょっと、見せてください」
「はあ」
インチキブログ恒例またループ本家「見てください？」１
ミスタとぐろマンはもう出てきません！
本当！
「あのー」
無視だ！ 危ない、危ない！
「あのー」
もじもしして！ これが都会の罠か？
「あのー」
無視だ！
でも、可愛い子だな。
「あのー、見てください」
ひっかかりませんよー！
だー！
どうせ何かの詐欺なんだろう！
「あのー、私困ってるんです」
困る？
詐欺的商法の常套手段だな！
「恥ずかしいけど、見てください！」
エロ系商法か？
その手が通用するか！
「あのー、ここ見てください」
えー？
偽カミサン伝説？「悪女よけの像編」１１７
そして、
愛田たちが警察に到着する前に、
早くも、
心配していたような大事件が起きたのだった。
それは、
例の像を持ち逃げした鑑識員が、
都内の繁華街で、
１０数人の男女を刃物で斬りつけるという大事件だった。
愛田たちがタクシーで警察署前に到着すると、
警察が情報をリークしたのか、
たくさんの報道陣が待っていたのだった。
（続く）
カミサン伝説２０真？ハッピー編「ハッピーの像の効果」
ハゲタ教授はすぐ救急車で、
寿司屋が連絡した医師のいる病院に運ばれ、
緊急手術が行われた。
医師の話では、
急性くも膜下出血で、
もう少し発見が遅ければ、
命の危険さえあったという程危険な状態であった
とのことだった。
シゲタたちは、
その話しを聞いて、
ハゲタは一人暮らしだったので、
ハゲタが助かったのも、
ハッピーの像のおかげかもしれないと思っていたのだった。
シゲタたちは、
ハルカや春美などから聞いた話しを総合して、
ハッピーの像は複数存在すると共に、
その像は他のカミサンの像と違い、
祈る必要はなく、
ただ、
所持するだけで、
所持している本人だけでなく、
その関係者の不幸を取り除き、
やがて幸福にする
という効果がゆっくりと発動するのではないかとの結論に達した。
また、
ハッピーの像の効果はいくら何かを祈ってもその効果が発動するものではない
ということで、
シゲタたちの結論は一致した。
無事退院し、
何ら後遺症の残らなかったハゲタ教授もシゲタたちの結論に
異論を出さなかったのだった。
ただ、
ハルカや春美の現状を見て、
シゲタたちはハッピーの像の効果が本当に発動するのは
これからではないかと考え、
定期的に例の寿司屋に通い、
その様子をみることで一致したのだった。
（続く）
続エスカレーター改「まさかの示談内容？黒幕はワンコ？」
「お待たせ！
ちゃんと６５万あるかなあ？」
畜生！
俺がバカだった！
そんな罠に気づかないとは．．．
「．．．
．．．
うん！
たしかに、
６５万あるね。
にいちゃんはさすがだねえ」
さすが．．．
完全にはめやがったな！
ケチガキめ！
「タマちゃーん、
待たせて悪かったねえ。
お待たせ代いる？」
「いいだすよ。
ちょうど、
示談が済んだところだすから」
サツコ様、示談しちゃったのかよ
？
「ふーーーーーん。
なんとなく、
円満解決、気分爽快なニオイがします」
タベちゃん、その怪しい笑顔は？
「タマちゃーん、
いくらで示談したの？」
「デカワンコさんの案だすよ。
とりあえず、
白紙の借用書を書いてだすな。
キャッシングと換金の金額と、
これからの反省次第で、
示談金を安くしてあげる、
という大サービスだすよ。
いいだすよな」
「なるべく、
低い金額でお願いしますね」
サツコ様！
白紙の借用書！
そりゃー、やばいぞ！
こいつら極悪だから、
とんでもない金額入れるぞ！
あー、俺だけじゃなく、
サツコ様まで騙され人？
にほんブログ村