レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「たまお、キミカVSふうた、ネネ9」

2012-09-08 23:36:56 | 小説

新第3弾ゾンビ「たまお、キミカVSふうた、ネネ9」

 *資料ですが、雛祭編は本編で既出で、
 また、もとめはまた死ぬ編は長いので、
 一応、保留することにしました。


 もとめは永久のことを無視するかのように、
 「あの4人は何編でくると思う?
 欠点が少ないのはみはるさんのアヤメ編ね。
 カミサン伝説を広めた話しだからね。
 でも、
 ある意味、意表をつくならひさめさんのひょうきんな仮面編ね。
 バチに力点を置くなら、雛祭り編。
 で、永久くんのは何だっけ」
と、
  永久の選んだ「もとめはまた死ぬ編」
は自分の名前が出てくるのでわざととぼけて笑いながら言って、
 みんなの顔を順番に見た。
 「で、内容はともかく、
 今度は後攻の方が有利ですよねえ」 
 ひさめはもとめの質問には答えず、
 もとめの顔を見る。
 もとめは少し考えると、
 「普通はそうねえ。
 相手の弱点を考えて、
 選ぶ伝説を決めればいいんだからねえ。
 でも、
 あの4人だったら、
 その辺はすぐ思いつくんじゃないかしら?」
 「じゃあ、先生だったら、あの4人を相手にする場合も、
山手線編を選ぶんですか?」
 ひさめの質問に、
 「だから、
 あの4人を相手にすることを考えて、山手線編を選んだのよ。
 わかる?」
 もとめはそう答えて笑った。
 「あー、
 僕は何がなんだかわからないぞ」
 みはるがそう言うと珍しく全員が頷いた。
 「じゃあ、賭ける?
 多分、先攻になった方は山手線編を選ぶから」
 もとめはまた笑った。
(続く)


本編リメイク「前進とトリック」

2012-09-08 23:26:48 | 小説

本編リメイク「前進とトリック」



 あおむは左方を見てから、
 「うーん...屋敷から来たのはこの道路だすなあ。
 だすが、
 僕らが連れて来られた道路は別かもしれないだすな。
 そこがミカエルのトリックだすなかあ」
と呟きながら、
 また、
 前のまだ煙の出ている爆発後の何かの残骸のかけらでできた小さな山のようなものを見た。
 「あおむ、
 携帯電話はこの先に行けばつながるはずだ。
 変な残骸に気をつけて、そこの小さな山みたいなのをうまく越えよう。
 考えるより、前進あるのみだ」
と言って、
 エイタは言葉どおり前に進み始めた。
 「それしかもうないだすな」
 あおむもエイタの言葉を聞いて、後に続いた。
 「アレは車のタイヤの残骸じゃないだすかな」
 あおむが目の前の残骸にそれらしきものを見つけたので言うと、
 「ここで車を爆発させたのか?
 うわーーー」
 エイタはあおむの見ている方向を見た後、
 なにかに驚いたように叫び声をあげたのだった。
(続く)





ダミー「見せてください」4

2012-09-08 22:10:56 | 小説

ダミー「見せてください」4


 「はい」
 だいぶ落ち着いてきたぞ!
 「またー!」
 「はあ、つい」
 「鼻が!」
 「あー! これは...」
 これクセなんだよな?
 鼻にかあ?
 毛?
 それとも! アレか?
 「うーん。
  これほくろだったかもしれないですねえ」
 ほくろ?
 そんなの俺の顔にはないんだけど...
 まさかあ!


本家「見てください?」4

2012-09-08 21:25:52 | 小説

本家「見てください?」4


 いや、ここをかわせば、
 俺もカッペから抜け出せる。
 「特別に見せていただかなくても、
 結構です。
 時間がないので」
 「そんなあ。
 せっかく、恥ずかしさを我慢して、
 特別なあなた様にだけ、
 お見せしよう
と思ったのに。
 東京の人はやっぱり冷たいんですね」
 泣きそうな顔するなって?
 それに東京の人は冷たいって、
 この子も田舎もん?
 「クニは?」
 「それは恥ずかしくていえません」
 そんなに
 恥ずかしい県ってあるかなあ?
 「自分も東京出身じゃなくて、
 田舎もんだけど時間がないんだ。
 悪いけど」
 「そんなあ?
 たった30秒。
 いえ、3秒でいいですから」
 3秒...
 うーん。
 こういうときはどうやって断ったらいいんだっけ?
 カッペ脱出マニュアルには...
 うーん...
(続く)


偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」120

2012-09-08 09:09:44 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」120



 愛田は、
 玉置がわざと像をテーブルの上に置いて咳をしたのは、
 自分たちが例の像を受け取るはずがなくこのままでは、
警察にその像が置かれたままになるのを心配し、
 愛田の話をほとんど信用していない記者の誰かに、
その像を持っていかせるつもりではないか
と思って、
 「えー、記者のみなさん、
 よろしければこの像を受け取っていただけないですか?」
と、
 愛田の話を、
 ほとんど信用していないクセに、
 例の像がテーブルの上に置かれたとたん、
 急に集まりだした記者たちに向かって言ったのだった。
 それを見た玉置はわざとらしく、
 「愛田さんのお話しのとおり、
 邪心を持って、
 その像を持つと
大変なことがおきる可能性は否定できませんが、
 皆様からのご質問のとおり、
 科学的根拠は、
 まったくありませんので、
 万一、
 その像をお受け取りになられて何か問題が起きまして、
 今後、その像のことについては一切責任を負いませんので、
 予めご承知おきください。
 まあ、
 先程の話しをほとんど信用されていないので、
 その像をお受け取りになる方はいらっしゃらないか
と思いますが、
 自己責任でお願いしたい、
ということだけは念のため申し上げておきます。
 本日はご足労ありがとうございました」
と愛田の予想どおり話したのだった。
(続く)








サクラナ外伝フォー第3章「悲劇?奇跡?」

2012-09-08 07:07:44 | 小説

サクラナ外伝フォー第3章「悲劇?奇跡?」


 「ママに...」
 「そこでやめろ。
 こいつがようやくしゃべったぞ!」
 「ママ?
 うーん...」
 「そうだ!
 取り上げた携帯を調べろ!」
 「そうか!」


 「あほ.....」
 「いたた...
 僕は大丈夫だすよ。
 だば、
 話したら、
 ウメナ、サクラナさんが危険だす...」
 「あほ!」
 「...」
 ユリカの遺産を以前から狙っていた、
強盗二人組に監禁状態にされていたあおむとウメナだったが、
 実際、あおむの話すとおり、
 そのときは、まだ、貴金属類や通帳、現金などの大切なものは貸金庫に入れていて、
少額の金しか持っていなかった。
 貸金庫の鍵やカードもあおむの部屋に置いて出かけていたのだが、
強盗二人組はそうは思っていなかったので、
 最初のうちは、
 強盗二人組は、
 その素性を知られていないこともあり、
 あおむとウメナを監禁して手荒な真似はせず、
そのあり場所を吐かせようと企てていたが、
 なかなかあおむたちが貸金庫の鍵などのあり場所を吐かないので、
しびれを切らした二人組のひとりがあおむに暴行を始めたので、
ウメナが先程の言葉を吐いたのだった。
 あおむがそれに対し、サクラナの心配をしてウメナにそっと話しかけると、
ウメナが目で合図したので、あおむは黙り込んだのだった。


 「あったぞ!
 携帯にママと」
 「こいつが持ってるのか。
 うーん...」


(続く)


 


ヌードよりエロい!女優版レイジー編「脱いでエロオーラを出すのは当たり前1脱がずに男イチコロ!」

2012-09-08 01:59:45 | 小説

ヌードよりエロい!女優版レイジー編「脱いでエロオーラを出すのは当たり前1脱がずに男イチコロ!」



そなこた「ザ・イチコロシリーズ?2!
脱いで
がっかりオッパイ晒すより、
○○で勝負。
吉高さんなんかその典型!
脱いでなきゃ、もっと上位だったと思われ...
以下は、
○○勝負に強い、
女優ランキング。
さて、
○○とは?
ほな!」

 

5518票
武井咲
3667票
井上真央
3218票
新垣結衣
2717票
堀北真希
1509票
宮崎あおい
1472票
吉高由里子
862票
上戸彩
581票
北川景子
579票
長澤まさみ
546票
石原さとみ
470票
蒼井優
290票
深田恭子
187票
上野樹里
143票
相武紗季
141票
香里奈
645票
その他

 

集計期間:2012年8月13日~2012年9月7日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(9月調査)


どんな女もイチコロ!レイジー編「顔と身体がキモいなら口で落とせ!25の決めゼリフ集カイチン!」

2012-09-08 01:48:12 | 小説

どんな女もイチコロ!レイジー編「顔と身体がキモいなら口だけで落とせ!25の決めゼリフ集カイチン!」



そなこた「どう見ても、
不細工なのにモテてる男がいる。
お笑い芸人しかり!
それは口の巧さがポイント。
騙されたと思って、
下記イチコロセリフを使って味噌!
たった25の決めゼリフをシチュエーションに
よって使いわけるだけ!
余程のアホじゃない限り、覚えられるだろ!
この決めゼリフでダメだったら、
相当キモいと思って女は諦めなはれ!
ゲイはデブでも通用するらしいぞ!
ほな!」

 

63.4
君は僕の天使だ
38.7
君なしに僕は生きていけない
35.7
君を死ぬまで離さない
26.3
君が隣にいれば他に何もいらない

 


*このブログはいかなる場合も責任は負いません。

   

本編リメイク「ダミーの像とカミサンの像」

2012-09-08 01:38:16 | 小説

本編リメイク「ダミーの像とカミサンの像」


 「そ、それは...」
 「だすから、
 ミカエル・カミサンがダミーだったようにだすな。
 ミカエル・カミサンの像も、
 カミサンの像のダミーなんだすよ。
 すべては思い込みから始まった大量殺人劇なんだすよ。
 フォフォフォ」
 「やはり、あおむ、生きていたのか。
 だが、その像は偽物だ。
 そうか!
 この像の効果が効かないのは、
 信じていないからだな。
 なら、
 こっちだ!」


(続く)



第3弾リメイク「目覚め」

2012-09-08 01:25:32 | 小説

第3弾リメイク「目覚め」


 「永久くん、がんばって」
 ひさめはそんな譫言を吐く永久を抱き起こした後、
 凍った野菜ジュースの紙パックで永久のおでこを冷やし続けていると、
 「あれっ...
 ...
 あっ!
 ひさめちゃん、
 みんなは?」
と、
 奇跡的にも永久が目を覚ました。
 「永久くん、よかったあ...」
 ひさめは永久のその声を聞いて、涙を堪えながらも、
 思わず、永久を強く抱きしめてしまうと、
 「痛いし、暑いよ。ひさめちゃん。
 あれっ...
 俺とひさめちゃんだけ...
 あー...
 そうか...
 この暑さで...」
 「永久くん、大丈夫よ。
 なんとなくだけど、
 だんだん気温が下がってきたような気がするの。
 多分、周りは鎮火状態になってるんじゃないかな」
 「鎮火...
 そうか...
 全部、燃えちゃったのか...」
 ひさめの言葉に永久がふと漏らした言葉を聞いて、
 ひさめは、
 悲しそうな表情の永久は、もとめのことを考えているのだと思ったが、
 何も言わず、
 「これ飲んで」
とだけ言って、
 解凍されてやや生ぬるくなっている、
 野菜ジュースの紙パックを開けて、ストローをさしてから、
 永久に渡したのだった。
(続く)
 


新作ディープ(?改)「汚名返上?木太郎と死因解明?」

2012-09-08 01:09:46 | 小説

新作ディープ(?改)「汚名返上?木太郎と死因解明?」



 「これは自演じゃない。うん。間違いない。
 くそたはアユメの遺体を調べてくれ。
 事故か他殺かそれとも自殺かな」
 木太郎は生きているオチタの方は汚物まみれでも自分で調べて、
 オチタが誰かに後頭部を一撃されたことを確認したが、
 既に死んでいるアユメの方の確認はくそたにやらせようと、
偉そうにそう言った。
 「俺がか...」
 くそたがあきらかに嫌そうに渋っていると、
 「まだ、オチタを調べることがあるんだよ。
 おまえ、勇敢だろ!」
 木太郎は、今度はくそたをおだてるように言ったので、
 くそたは断りきれず、
 便器に顔を突っ込んだまま死んでいるアユメを調べさせられることになった。
 「首の回りをよく見ろ!
 おそらく、他殺だ。
 ほら、頭上をよく見ろ」
 木太郎がそれだけ言うと、
 「ああ、なるほど...」
 くそたは頭上を見上げてから、
ゆっくりとアユメの頭部を便器の中から両手で引き上げたのだった。
(続く)


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章158

2012-09-08 00:52:34 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章158


 それまで迷っていたサギーだったが、
おとなしい少女がそんな感じで声を出したので、
 きっときちんとした考えがあるに違いないと思い、
 「おまえら!
 もういい加減にしろ!
 同じ意見の繰り返しじゃねえか!
 今、
 そこの嬢ちゃんが何か言ってくれるから、
それを聞いてから頭を冷やして考え直せ!」
と、
 偉そうに大声で言ったので、
 それまで口論していた、
 肺女、ウトー、ラーメン、アニーもその少女に気づき、
急に黙り込んだのだった。
 「嬢ちゃん、いいぞ。
 思ったことを話しな。
 こいつらが文句を言っても俺が守ってやるからな。
 心配するな」
 「そうよ。
 勇気を出して話してみなさいよ」
と、
 サギーとチェリーがその記憶をなくした少女に声をかけたので、
 少女はペコリと頭を下げてから、
 「ありがとうございます。
 では、思ったことをお話しします。
 あちらのペー様も乳女様も水晶で見ていた内容はまったく同じだと思います。
 その上で、
 あのジンとパティちゃんが人類滅亡を阻止するための鍵になると思って、
 それぞれ考えられて、
 ジンのところに移動し、ああいう行動をとられたのだと思います」
 「そんなの僕だってわかってるよ!」
 その少女が丁寧に話している途中にウトーが口を挟んだので、
 サギーが、
 「ウトー!
 嬢ちゃんはわかりやすく説明しているんだ。
黙って最後まで聞いてろ!」
 「そうだ! そうだ!」
 「アニーも調子に乗んな!」
 「嬢ちゃん、話しを続けな」
 「すいません...
 話すのが下手で」
 「いいから気にせずに話しな。
 今度、こいつらが口を挟んだら、
俺がぶっとばしてやるからな」
 「そんなあ...」
 「それは冗談だ。
 いいから、ゆっくり話しな」
 サギーのやさしい言葉に、
 その少女はまたペコリと頭を下げるとさらに話しを続けた。
(続く)


カミサン伝説20真?ハッピー編「邪心と激怒するエイタ」 

2012-09-08 00:33:22 | 小説

カミサン伝説20真?ハッピー編「邪心と激怒するエイタ」 
 


 西園寺の突然の言葉に、
 エイタはそれまで考えてもいなかったことを訊かれたので、
 かえって、
 ムキになって、
 「俺にはそんな邪心はない。
 像の効果を確認するためだけに、
 あの寿司屋に通っているだけだ」
と怒鳴ると、
 「不愉快だ。
 シゲタ、
 もっと助手を教育しておけ」
と八つ当たりでもするように大声で言ってから、
 シゲタの方を睨むと、
 その場からさっさと離れてしまったのだった。
 西園寺は、
 そんなエイタの様子を見て、
 図星だったので、
 エイタが激怒したのだと思い込み、
 シゲタに対し、
 「やっぱり、
 エイタさんだったんですね。
 俺たちに変な邪心があるって、
 エイタさんが言ったときに、
 私にはピーンと来ましたから」
と自慢げに言うと、
 シゲタは、
 「エイタがなあ...
 でも、
 こんな場合も邪心にあたるのか、
 ハゲタ教授に相談した方がいいかもしれないな」
と言うと、
 シゲタの表情を見た、
 西園寺は、
 今度はにやにやしながらシゲタの顔を見たが、
 シゲタは西園寺のことなど気にはしていなかった。
 むしろ、
 シゲタは、
 エイタがムキになって怒って帰ったことから、
 エイタも自分と同じように、
 ハルカのことを好きになってしまったのだ
と思って考え込んでいた。
 自分では、
 ハゲタ教授に相談に行った方がいい
と言っものの、
 勘のいいハゲタのことだから、
 ハゲタに自分の気持ちも気づかれ、
 ハゲタを通じ、
 それをエイタに知られるのも嫌だったし、
 場合によっては、
 邪心があるものとして、
 ハゲタに、
 あの寿司屋への出入りを禁止されてしまうかもしれない、
と思ったので、
 「西園寺、
 たしかに、 
 エイタは怪しいが、
 まだ、
 確証があるわけではない。
 それに、
 教授は高齢で、
 一度倒れたこともあるから、
 ハッピーの像だからそんなことはない
とは思うが、
 カミサンのバチが当たる、
とか、
 研究は進まないとか、
 いろいろな不安を抱かせてストレスを与えるのは気の毒だ。
 それに、
 仮に、
 エイタが、
 ハルカさんか春美さんに好意を抱いていても、
 像を持っているのはハルカさんだし、
 ハルカさんが、
 あの猿面に好意を持つとは到底思えないから、
 さっきは教授に相談しようと言ったが、
 しばらくは、
 このことを伏せてもう少し様子を見た方がいい。
 もし、 
 エイタの奴が、
 彼女たちをどこかに誘ったり、
 何らかの行動に出たときは、
 その時、
 また考えよう。
 エイタにはアレは自分の勘違いだったとか適当に理由をつけて、
 すぐメールを書いて謝っておけ」
と西園寺に話したのだった。
 しかし、
 西園寺は、
 助手のくせに、
 シゲタの話したことに首を傾げた後、
 生意気にも、
 「僕は先生のご意見には反対です」
と、
 はっきりと言い放ったのだった。
(続く)




続エスカレーター改「騙され人サツコの失言と黒幕?ワンコの一言と1通目の借用書の金額?」

2012-09-08 00:13:32 | 小説

続エスカレーター改「騙され人サツコの失言と黒幕?ワンコの一言と1通目の借用書の金額?」


 ケチガキ!
 いくら白地の借用書に書き込む気なんだ?
 「タマちゃーん、
 好きな数字はいくつ?」
 まさか、借用書の金額、
 その数字で決める気か?
 「うーん、そうだすな?」
 タマガキも気づいて考え出したな!
 「なるべく、
 小さい数字でお願いします」
 サツコ様!
 余計なこと言うなって、
 こいつら相当意地悪なんだぞ!
 「そう言われるとだすなあ……」
 悩んでもないクセに!
 焦らすなタマガキ!
 「タマちゃーん、
 鼻毛おばさんに、
 遠慮しなくていいからね」
 ケチガキ!
 なんだ?
 その目は?
 「ふーーーーーん、
 なんとなく、
 9が一杯なニオイがします」
 「デカワンコさんの
 嗅覚は鋭いだすからな。
 そうだすな。 
 9を一杯書くだすかな!」
 9を一杯? 何でだ?
 まさか、
 99万9999円ってことか?
 「えー!
 まさか、
 999万9999円なんですか?
 ワンコ!
 あんたが余計...
 いえ...」
 サツコ様!
 自分の方が失言だ。
 何で9をひとつ、
 多くつけるんだよ!



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