レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「たまお、キミカVSふうた、ネネ17」

2012-09-17 23:45:24 | 小説

新第3弾ゾンビ「たまお、キミカVSふうた、ネネ17」


 「俺にもそれはわかったけど、
 それなら、
 たまおたちの話しというか、
 選択ってちっとも面白くないじゃん。
 なら、
 どれも選ばなかったふうたたちの方が俺はいいと思うけどなあ」
 ケンタが言う。
 「おお、ケンタ頭いいなあ!
 僕もそう思うぞ」
 みはるがケンタの肩をたたく。
 「うーん、
 たまおたちの意見がそれだけならね?
 なら、
 たまおたちの工夫は、
 次点として、
 しょうがなく選んだ
ということだけだからな。
 ふうたたちは、
 俺たちも驚いたように、
 敢えて選ばなかったから、
 どっちが頭を使ったといえば、
 ふうたたちになるんじゃないかなあ。
 ただ、
 あのたまおたちが

 雛祭り編

を選んだのが、
 さっきサヤちゃんが話したそれだけの理由なのかがわからないんだよ」
 賢明が自信なさそうに言う。
 「でも、
 あの二人、
 休憩をいれたがらなかったから、
 それだけかもしれないじゃない。
 私たちが驚いている間に、
 丸め込む作戦だったんじゃない」
 サヤはそう言う。
 「俺もそう思う!」
 「僕もだ」
 ケンタとみはるは単純なので、
 そう本気で考えていた。
 永久も口には出さなかったが、
 その考えだった。
 しかし、
 ひさめ、
 そして、
 もとめは首を傾げながら何か考え込んでいたのだった。
(続く)




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