第12弾「宝石箱発見?」
「だば、地下室へ行くだす」
「地下室でございますか」
「そうだす」
5人は地下室の金庫や行く。
「サルエさん、金庫を開けるだす」
「私には開け方わからないです」
「嘘をついても無駄だ」
「そうだす」
「あんたの指紋が見つかったぞ、金庫の中から」
「えー、あー」と変な言葉を発すると、
サルエはその場で座り込む。
「いいから、早く開けるだす」
「サルエ、おまえ」」
マツメがサルエを睨みつける。
「す、すいません、今開けます」
サルエが金庫を開けると、
昨日なかったはずの宝石箱が金庫の中にあった。
「どうして、こんなところに」
マツメが驚いたように声をあげる。
「サルエが犯人だったの」
ウメナが信じられないと言った顔で、
サルエの顔を見る。
「信じてください。中の宝石は私は盗んでいません」と
サルエは泣きそうな顔で土下座する。
「中の宝石?」
マツメはその言葉を聞き、
金庫の中の宝石箱を開ける。
「ない?空!サルエどういうこと!」
マツメが珍しく取り乱して、サルエを睨みつけた。
(続く)