町民いこいの場に
菅谷公園開園
[合併22周年・町制施行10周年]記念式典の当日【4月15日】、式典に先立って、菅谷公園の開園式が行われました。
午前八時三〇分、入り口に張られたテープに、町長、山岸議員の手ではさみが入れられ、関係者が入園したあと、待ちかねたように近所の子供達が園内をかけまわったり、ブランコやすべり台にとりつきます。
この菅谷公園は、町民のコミュニティの場をつくるという方針の一つの拠点として、菅谷神社から土地を借り受け山王沼を埋め立てつくられたものです。
昭和五十年(1975)四月より工事が始められ、〇・六ヘクタールの土地を造成したうえに、児童公園用の遊具、遊歩道、池、橋、樹木、草花などを設備、工費一五〇〇万円余をかけて、昭和五十二年(1977)三月に完成したものです。市街地での、いこいの場、子供達の遊び場所として大いに利用してください。
『嵐山町報道』266号 1977年(昭和52)6月1日
昭和三十五年十一月十八日
菅谷村立菅谷中学校長 権田正雄
菅谷村教育長殿
農業実習地(田)返還について
標記のことについて左記事情により返還したいのでお知らせいたします。
記
一、返還したい農業実習地(田) 面積 八アール 地主 【略】
一、返還理由
1.賃貸契約が満期となった(昭和三十五年十月三十一日まで)
2.新指導要領で従来の職業科が技術科に変り工業中心の授業が進められ、農業は選択となり、該科選択の生徒は(3)の理由から少い見込み。さうなると運営が困難となる心配がある。
3.選択者の少い理由は卒業生最近の動向から、家事手伝として家庭に残る生徒は、本校昨年度女三人、本年は男二名という実情である。
一、返還后の実習地 畑 約五アール
田畑実氏撮影。撮影年は不明。