里やまのくらしを記録する会

埼玉県比企郡嵐山町のくらしアーカイブ

嵐山町の俳人達(明治・大正期)6 広野 根岸渡

2009-12-20 12:41:00 | 俳諧・俳句

広野
 俳号 花砕(酔) 小はな

 花砕 花酔 栗原慶次郎 同一人と思われる。
   昼の蚊のかくれ処や蚊きり種

 小はな
   香にくもる夜空となりぬ梅の花
   誰かなと待夜をたたく水鶏哉
   待宵や松をこころの澪標
   執着の余りの夜も花蝶
   夕たちや恋に是疎き身繕ひ


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。