「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

青年は荒野をめざす

2005-03-15 09:47:57 | 
今、お気に入りのCD、「思い出のフォーク&ポップス大全集」を聞いています。ザ・フォーク・クルセダーズの歌った「青年は荒野をめざす」、出だしがいいですね。
ところで、何歳までが青年なのでしょうか?

読了本
「青年は荒野をめざす 五木寛之 文春文庫」
都合がいい話が連作で重なりますが、読んでも損はない1冊です。この作家でどれか1冊と問われたら私は間違いなくこの本を薦めます。10代で読むことを(本になじみのない人でもさらっと読めるでしょう)。私もこれを10代で読んでいたら、ソ連に行っていましたね。ちなみに、私が読んだ20代時にはすでにソ連はなくなっていました(それにしても歴史的にみても間抜けなクーデターでした)。
私がバックパッカーをしていた大学生の頃、バックパッカー一筋の年配者が、昔の北欧はよかったな~と遠い目で思い出話をしていました。

「青春の門 講談社文庫」
このシリーズは、数冊あります。
また、最近続編があるようです(昔の文庫になったのは全部読みましたが、続編は未読)。

多数冊読みましたが(話題になった「蓮如」は読んでません)、この2ストーリーで十分なのでは?
題名で思い出すのは「戒厳令の夜」。

ところで、五木寛之は1年に数回しか髪を洗わないと言う話は、本当なのでしょうか?

写真はエルミタージュ、何故か青の時代のピカソの絵とゴーギャンの多数の絵が印象に残っています。しかし、北方領土もそうですが、略奪品は返しましょう。

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