「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

昨日読了、「裏ヴァージョン 松浦理英子」

2007-01-28 22:04:53 | 思想・文学
「親指Pの修行時代」で一躍メジャー作家になった松浦理英子のその後に出版された短編集。

昨日読了
「裏ヴァージョン 松浦理英子 筑摩書房」

2000年に出版されたこの本の後に何か本が出版されているか不明ですが、あまり書かない作家松浦理英子の作品をけっこう読んでいたことに気がつきました(が、あまり時間のない人は「親指P~」だけ読めばいいのかもしれません)。

当作品は居候の作家崩れが家主へ家賃代わりとして1ヶ月に1作、作品を提出すると言うストーリー。

ん~~。


最近小説を読んでいなかったので家にある未読本に取りかかっています。昨日からはスティーヴ・エリクソンの本を手にとっています。本棚を探ったところ、家には2冊あるようです。

1月26日購入「makansutra」 Makansutra(S)Pte Ltd 

2007-01-27 00:26:20 | その他
1月26日購入

「makansutra Makansutra(S)Pte Ltd」

本日、ふとスーパーのレジで見かけたこの1冊。何故か買ってしまいました。13.90シンガポールドルのこの1冊でローカルフードの学習でもしようと考えています。

ローカルフードが写真入で紹介されていてどうも楽しそうです。

題名が笑えていいです、食に気合が入っているシンガポールらしくて。しかしシンガポールの出生率を考えると「カーマスートラ」の方を普及させた方がよいのでは?

1月23日読了、「舞踏会へ向かう三人の農夫」 リチャード・パワーズ

2007-01-25 23:27:28 | 思想・文学
1月23日読了

「舞踏会へ向かう三人の農夫 リチャード・パワーズ みずず書房」

一枚の写真を中心とした物語。三人について書かれる中で徐々に現在の主人公とのつながりが明かされてゆきます。それまでが長いといえば長いのですが・・・・・・。
ところどころ読みづらいところもあるものの、時として吸い込まれるような面白さもあり、なんとも言いがたい1冊です。
すべてのひとにとって面白いかと言われれば、そうとは言いがたい本でもあります。トマス・ピンチョンの本が面白いと感じる人には、面白いと感じるのではないかと思えます。と書けばどのような本か想像できるでしょうか。

読んで損はない1冊です。