本日読了、
「エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 塚本哲也 文藝春秋」
オーストリア・ハンガリー帝国の終末から第二次世界大戦後の中欧ヨーロッパに生きたハプスブルク家の一人の皇女を中心にして語られる物語は、飽きさせることなく、最後まで興味深く読むことができます。階級と言うものが政治的支配体制に反映されている時代が過ぎ去っても、それはやはり何らかの形で残っており、人々に感銘を与えることもあるのだなと。
ひとりの女性を描くことが、その国を描くことになっている本です。
また、帝国の終焉から第二次世界大戦後の中欧・東欧ヨーロッパの姿を俯瞰して見てみるとドイツとソ連の重い影響を感じざるおえないところは、この本にも詳しく書かれています。
改めて中欧・東欧ヨーロッパの歴史に興味を持てた1冊でした。
オススメの1冊です。
「エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 塚本哲也 文藝春秋」
オーストリア・ハンガリー帝国の終末から第二次世界大戦後の中欧ヨーロッパに生きたハプスブルク家の一人の皇女を中心にして語られる物語は、飽きさせることなく、最後まで興味深く読むことができます。階級と言うものが政治的支配体制に反映されている時代が過ぎ去っても、それはやはり何らかの形で残っており、人々に感銘を与えることもあるのだなと。
ひとりの女性を描くことが、その国を描くことになっている本です。
また、帝国の終焉から第二次世界大戦後の中欧・東欧ヨーロッパの姿を俯瞰して見てみるとドイツとソ連の重い影響を感じざるおえないところは、この本にも詳しく書かれています。
改めて中欧・東欧ヨーロッパの歴史に興味を持てた1冊でした。
オススメの1冊です。
相変わらずさとかずさんの読書量には驚かされます。最近は戦争に関する本を中心に読んでいるのですね。
僕は帰国してから映画も本も消化ペースがガタ落ちしてしまいました。無念です。
さとかずさんが一時帰国する際は、是非ご一報ください。
それでは。
さて、我が家には戦争関係の本は未読本が色々と積まれてありますので折を見てぼちぼちと読んでおります。
読書、映画の消化ペースが落ちてきたとのこと。ご帰国も一息つけばまた本をガーッと読みたくなりますよ。
帰国時にはお会いいたしましょう。
もし、シンガポールに来られる機会がありましたら、ご一報ください。世界にももうそんなに残っていないと言われる(と言うよりも刷られていない)ジャン・コクトーの本人の落書き入りの初版本(鳥刺しジャンの神秘)をお見せします。
あっ、そうそう新しいブログ、デレッツタントですか、ご存知マゾの語源(確かユビングの「異常性性愛大全」より)になった作家マゾッホの小説「毛皮を着たビーナス」を思い出しました(河出文庫から出ていると思います)。お読みになられているかもしれませんが、もしまだでしたらどうぞ。主人公はデレッタントの青年だったと・・・・・・。
しかも、あれだけサドマゾ言ってるくせに、実はサドも未読なのですが、それはここだけの話にしておいてください…。
こっそりと気づかれないうちに読んでおく事にします。
パリで古本屋を巡る際、さとかずさんを思い出し少しジャン・コクトーのを探そうとしたのですが、いかんせんすぐスタンダールやバルザックの本に夢中になってしまいました。
古本屋ってお金があったらあっただけ使ってしまいそうで怖いところですよね…。
実は私もマゾッホは1冊しか読んでいません。サドは数冊読みましたが、ん~でした。
フーコによると、血縁というものから言葉というものの拘束手段が変わる時期に存在したサドのおびただしい血の流失と言うものに象徴的なものを考えていたようですが、私はただのこじ付けだと思っています。
個人的にはジャン・コクトーの軽さが好きです。時々一人でこの本をジャン・コクトーが触ったんだなと思い、眺めています。
スタンダール、そろそろパルムの僧院を読んでみようと思ってもいます。
時代を生き抜いてきた古典(?)やっぱりいいですね。
そうそうジャン・コクトーの本は画廊で買いました。ジャン・コクトー=>その愛人(男)=>その愛人(男)=>画廊=>私という流れです。