08年11月2日読了、
「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤優 新潮社」
なかなか面白い1冊です。
佐藤優が書く本でもちょっと頭を使う本のひとつ。
国策捜査というものがあるということ。
容疑者=犯罪者 ではないということを知る必要があるということ。
何の理由かわからないままに誰でも穴に落ちる可能性があるということ。
その時にどう行動すべきか、どう精神を保つか。
組織から切り捨てられた時には?
ぜひサラリーマンの方々には一読していただきたい本です。
これを読む人は、ぜひ「自戒する帝国」も合わせて読んでみてはと思います。
佐藤優の本は、立ち読みで十分なものと、再読してみたくなるものとの落差が激しいこと。
まぁ、これだけの本を書いておけば仕方がないとは思いますが・・・・・・。