「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

’08年5月4日読了、「検証・昭和史の焦点 保坂正康」

2008-11-02 18:59:32 | 歴史・戦争
’08年5月4日読了。

「検証・昭和史の焦点 保坂正康 文藝春秋」

昭和史に取り組む作家の1冊です。
この作家の本は徐々にと1冊ずつ読み続けていきたいと思っています。
昭和、特に敗戦までの歴史は個人的にも深く興味を持っていますので。

この本は、またふと思い出した時に目を通そう(拾い読み)と思います。

’08年4月20日(上巻)・5月5日(下巻)読了、「海辺のカフカ 村上春樹」

2008-11-02 18:45:16 | 思想・文学
’08年4月20日(上巻)・5月5日(下巻)読了

「海辺のカフカ 村上春樹 新潮文庫」

久しぶりに読んだ村上春樹の長編。
ちょっと、物語の2重構造が「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」を思い起こす1冊でした。

20代の頃はむさぼり読む感じだった村上春樹ですが、
今は面白いのだけど、ある面うまく入っていけないのは、自分の年齢によるものなのかもしれませんし、作家の物語にどこか重いものがあるからかもしれません。

’08年4月10日読了、「野蛮人のテーブルマナー 佐藤優」

2008-11-02 18:39:01 | その他
’08年4月10日読了。

「野蛮人のテーブルマナー 佐藤優 講談社」

最近のお気に入りの作家のひとりが 佐藤優 です。
この人の外務官僚で培った経験が、見事にその文章に生きているのを読むと才能を感じざるおえません。
今回読了したのは、ちょっと軽い読み物。

なお、この本には「ビジネスを勝ち抜く情報戦術」という副題があります。

’08年4月7日読了、「チップに賭けた男たち ボブ・ジョンストン」

2008-11-02 18:22:40 | 政治・経済
’08年4月7日読了。

「チップに賭けた男たち ボブ・ジョンストン 講談社」

半導体技術をめぐる日本人技術者の奮闘をイギリス人人が記した1冊です。
これは海外で働く日本人にはお勧めの本、特にメーカー勤めの人には。

この会社がこのようなことを、と思うことでしょう。

私自身読了後、半導体メーカー勤めの友人に勧めました。

’08年3月30日読了、「灼熱 シャーンドル・マーライ」

2008-11-01 13:07:03 | 思想・文学
’08年3月30日読了。

「灼熱 シャーンドル・マーライ 集英社」

ハンガリー作家、帯を見て購入しました。
ストーリーは緩慢に、そして静かに流れます。
近年小説にはないその速度を楽しむのもよいのかもしれません。
リゾートなどでゆっくりと読む本では?

日本でも劇で演じられたりもしたようです。

’08年3月15日~22日の間に読了、「ノーム・チョムスキー」

2008-11-01 12:57:10 | 歴史・戦争
’08年3月15日~22日の間に読了。

「ノーム・チョムスキー リトル・モア」

著名な言語学者ノーム・チョムスキーの公演やインタビューを収録した薄い1冊。
米国の軍をもって他国に介入する政治に疑問を投げかけるノーム・チョムスキー。
さらりと読める1冊です。
また後日何らかの機会に開いて読んでみようとも思います。

’08年3月15日~22日までの間に読了、「インターネットはからっぽの洞窟 クリフォード・ストール」

2008-11-01 12:32:21 | その他
’08年3月15日~22日までの間に読了。

「インターネットはからっぽの洞窟 クリフォード・ストール 草思社」

インターネット界の著名人の作家が書いた1冊。
’08年の今現在とは状況は変化しているものの、少なくともインターネットは万能ではないということ。
10年を経て、新しい業態がいろいろと出てきた今でさえ、同じことが言えるのではと思えます。
また、体験すること、本を読むことは、インターネットで得た情報や知識に勝るものだと自覚しています。

私も本日は午後から読書です。
読書の問題は読んだ本をどうするか、そこでしょうね。
実家に帰る度にどうにかしろと言われていましたが、最近は親もあきらめたみたいで、そろそろこちらの本を送っても大丈夫かなと計画しています。

’08年3月15日読了、「文壇 野坂昭如」

2008-11-01 12:16:26 | 思想・文学
’08年3月15日読了。

「文壇 野坂昭如 文藝春秋」

相変わらず読みにくい文章ですが、なかなか面白い1冊でした。

印象に残っているのは、最後のページに三島由紀夫の自殺について書かれてあるといころ。
三島由紀夫が、金子國義などと共に数日前のパーティで見かけたということ。なるほど、どおりである人が三島由紀夫と会ったことあるようなことを言っていたのはこのつながりかなど、世間の狭いことを実感。

’08年3月9日読了、「転職術 古田英明」

2008-11-01 11:43:10 | その他
今年の3月9日に読了。

「転職術 古田英明+縄文アソシエイツ 新潮OH!文庫」

シンガポールで生活をしていると駐在で来ている人も転職経験者ということがあります。現地採用で働いている人はまず間違いなく転職を経験しています。

どこで生活をしようとも、サラリーマンとして生きていくのに自分の労働力の価値を確認すること、これは必要なことかもしれません。

会社と雇用される側との関係が崩れた’90年代以降は、生活の糧を得るための自分の価値、それを確認しつつ生きる必要性が生まれたのかもしれません。