「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

掏摸スリ 中村文則 河出文庫 (13年8月18日読了)

2013-08-19 17:28:44 | 思想・文学
「僕はこの顔を見ながら、関わらない方がいいと思った。」p142

暗く低調な重い空気を感じながらも、先へ先へと読み続けた1冊。

気になる一言は、顔を見ながら関わらない方がいいと思ったという主人公の言葉。
時々その様な人と会う事はありませんか?
人の第6感というものはあると思えます。
そういう場合には、迷わず逃げる、でしょうね。

続編も読んでみたいと思えたお勧めの本です。



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