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サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

2016年大茶会

2016-10-03 08:41:03 | Weblog
昨日 晴天に恵まれた中、区の大茶会に参戦してまいりました。




くやしいほどの青空、なぜ今フリマ会場にいないのか。




あ〜〜大井競馬場に飛んでゆきたい。。






悶々としながら師匠(母)と国立博物館へ。




9時開門だそうで、メインゲートには台東区中から集まった着物を着れるおばあさん、おばさんが集結しておりました。




国立博物館には広い日本庭園の中に点々とお茶室が5棟あり、普段は非公開。




5つのうちの1つ「春草廬」にて師匠主催のお茶会が開催されました。




他の4棟でも別の先生によりお茶会が同時開催され、お客様は移動して それぞれの茶会に出席するわけです。



ここで春草廬のご説明を。



「京都・宇治の三室戸寺(みむろとじ)金蔵院から横浜の三渓園に移築された書院に付属していた茶室で、織田有楽(おだうらく)の作と伝えている。

書院は伏見(ふしみ)城内にあった建物で、宇治の茶商上林三入(かんばやしさんにゅう)に与えられ、さらに後年、上林家から金蔵院に寄付されたと伝えられる。

横浜に移した原三渓は書院と茶室を分離し、それぞれ月華殿、春草廬と名づけたが、それまでは茶室は九窓亭とよばれていた。

葺(こけらぶ)き切妻造(きりづまづくり)の軽快な屋根に覆われ、軒が深く差し出されている。

内部は三畳台目(だいめ)、茶道口の並びに二枚襖(ふすま)の給仕口をあけ、点前座(てまえざ)に相対する側に床(とこ)を配している。

炉は台目切(ぎり)で、曲がりの少ない中柱を立てている。入隅(いりずみ)の二重棚には釣竹がない。

窓が多く、2窓をもつ壁面が3面もあり、あわせて9窓を数える。」




写真が春草廬ですが、いかにも古い建物で、お庭もすばらしく 準備の間に写真におさめました。




お茶会が始まったら戦争なので(汗)、朝しか建物や庭を愛でる時間がありませんでしたが そりゃもうすばらしいかったです!




去年の伝法院との違いは 広さでしょうか。



伝法院では最大30名さまが1回に入室できましたが、春草廬は広さが5畳しかないので ギチギチに入ったとしても18名。



お茶をお出しするにも、スタッフ1〜2名が正座するともう場所がない感じなので、運ぶタイミングが難しかったです。



また1回の茶席は30分くらいかかるので(お菓子1個、お茶1杯飲むだけで)、外には多い時で100名近いお客様の列が。。。




水屋(控え室)も狭く、背の高いお弟子さんは 何度も頭を潜り戸にぶつけていました。







そして何よりもクソ暑かった。






古い建物なので もちろん冷房なし。




扇風機はありましたが コンセントが少なく、結局使えずで水屋は蒸し風呂状態(お湯を湧かすので)。



着物でサウナにいるようなもので みなさん滝汗。






狭いわ暑いわの中 ひたすらお茶をたて、運び、師匠の指示のまま走り回りました。








正直、つらかった。。。。(涙)






師匠とお弟子さんのプレッシャーを感じつつ、

「これが終われば毎週フリマに出れるんだ」

と自分に言い聞かせながら耐えました。





無事9席のお茶会を終了させ 師匠とお弟子さんをタクシーで送った後、一人トボトボと鴬谷の駅まで歩く時は 10分の道のりが果てしなく感じました。。。




午後になっても照りつける日差し、着物が着崩れ 汗ダラダラ。




早く着物を脱ぎたい一心で 根性で帰りました。









終わった。




その日は午後8時に就寝。




早くフリマに出たいです。。。