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サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

お直し屋さん

2016-08-09 10:10:03 | Weblog
おはようございます。



今日も東京はお暑うございますね。



あ、今年まだスイカ食べてない!(笑)






さて、高校までは普通科だったわたくし、大学は「ドレメ式」という製図方法で有名な服飾専門の大学に進みました。



わたくしが通っていた頃は女子大でしたが、今は共学になったようです。




高校受験の時に美術以外の成績が微妙だったわたくし。




とりわけ数学と英語が低空飛行だったので、どこの大学に行くべきなのか、そもそも行けるのか?と悩んでいました。



いよいよ進路を決める時期になった時に、当時の担任の先生が「オマエここがいいんじゃない?」とこの大学を勧めてくださったのです。



そんな大学があるとは知らなかったので飛びつき、めでたく推薦で受かりました。。



先生のおかげで 面接と作文だけですみ、受験勉強から逃れられました。(爆)





大学授業は それはそれは楽しかったです。。。♡



1年では一般的な学科もありましたが、学年が進むにすれてひたすらミシンをかけてればよくなり、内容もコートやスーツなど難易度の高いものに。



卒業制作ではウエディングドレスを意識したヒラッヒラのドレスを作り、舞台で着ました。

(のちにそのドレスを手直しし、本当の結婚式で着用)



大学の3年間は楽しかっただけでなく、製図やサイズ変更の手直し、素材の見極めや相性など まさに「手に職」な技術を学ぶことができました。



その大学を卒業した生徒は99%服飾関係の仕事につくのですが、わたくしも婦人服の企画職に。




なので この大学に行けたことは人生のターニングポイントの1つであり、親だけでなく 高校の担任の先生に心から感謝しています。



(結婚してから同窓会があり、久しぶりに先生にお会いして この気持ちを伝えたら、当人は「そうだったっけ?」と忘れておられました。。)






でも本当に 洋裁の技術が発揮されたのは、出産後。



娘達が幼稚園に入ったら、すごい頻度でミシンを使うようになりました。



通園バック、上履きバック、お弁当袋、名札つけ、雑巾作り、バザーの手作り品。。。



ミシンを自宅に持っていないママも半分以上だったので、暗黙の了解でわたくしが引き受けることになり、毎週ミシンかけてたと思います。



イベントの多い幼稚園だったので、クリスマス会の時に「パーティだからドレスアップしてきてもよい」とのことで、徹夜でドレスを作ったり。



子供の成長は早いので 服や浴衣のサイズ直しや、ほつれ直しもしょっちゅうでした。



「なんか忙しいな」と思いつつも お直しを店に頼めばお金がかかるので、「洋裁やっといてよかったなぁ」と思ったものです。






そんな感じで 今では娘達はわたくしと同じ身長になりました♡




が。




お直しは まだ続いております。。(涙)



幼稚園の頃に比べればミシンの出番は格段に減りましたが、「裾上げ」はわりと発注されます。




どうして既製品のデニムやマキシドレスは丈があんなに長いのでしょう?



ユニクロなどで試着しても かならず裾を折るハメになります。



あれを裾上げせずに履ける人が羨ましい。



特にマキシドレスは背が低くて短足のわたくしの場合、30cmはカットしないとズルズルに引きずります。。(涙)





家族は「長くてもママがやってくれる」と思っているので 買ったら「3cmつめといて〜」と吞気にデニムを投げてきます。




まぁ料理より得意だし(爆)、やるけどね。。






一番多いのは裾上げですが、ポイントはアイロン。




裾をカットしたら三つ折りにし、きっちりアイロンをかけること。



アイロンせずに マチ針で止めるだけでミシンをかけると 縫ってるそばからズレてきて 仕上がりがねじれたり、ミシン目に細かいシワができたります。



アイロンを丁寧にかけると まち針はいりません。




あとはダーーッと縫うだけ。




1本の裾上げ時間は30分ほどですが、25分間がカットやアイロン、ミシンは5分という感じ。



これから裾上げしよっかな、という方 参考になさってみてくださいね♡



上手に出来ると気分アガりますよ。(そしてまた頼まれる)






今日も先ほどまでサイズ直しをしていたところ。



ミシンは楽しい♡






でも問題発生。



針穴が見えなくなってきました。。。(号泣)