goo blog サービス終了のお知らせ 

サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

仕事をはじめてみて思ったこと

2012-09-22 06:40:59 | Weblog
訪問介護ヘルパーの仕事を初めてみて、ようやくまわりの状況が見えてきたサタンです。

スタッフの方は やさしい人ばかりで いい環境です。



仕事を始めたばかりの頃は 同行訪問といって 先輩ヘルパーについて 介護するお宅にお邪魔し、仕事内容を見て覚えるのです。

そして、次に自分でやってみて 先輩に見ていただき、何度かやって合格をもらえたら 次回から自分一人で訪問する、というもの。


現在は 一人でお宅を訪問させていただけるようになりました。


仕事内容の手順書に従い 仕事を進めていくのですが、やはり人によって微妙にやり方が違うものであり、それぞれの個性が出るわけです。

声の掛け方、食器の洗い方、記録の書き方など 細かい部分で違うものなのだ、ということに気づきました。



また先輩と自分も違うし、その時の状況や利用者さんの体調も日々違うわけで、「その日のその状況の時のベストが何か」を考えながら仕事しなければならない。

判断を瞬時にして、決められた時間内にやらなくてはいけない。。。ことをリアルに実感しはじめました。



その判断が難しい。



実習中に「業務遂行だけする機械みたいなヘルパーにはなりたくない」と強く感じた瞬間があったのですが、逆によかれと思って自分の判断でやったことが、トラブルの原因になることもある。

どのヘルパーでも同じサービスが求められるから。



例えば 利用者さんの体に虫さされを見つけて「かゆい」と訴えられても、自分で勝手にかゆみ止めを塗ってはいけない。



介護と看護のボーダーラインや 仕事の規制と相手への思いのボーダーラインがあって それを越えてはならないことがわかってきました。




自分の家族になら いたれりつくせり何でもできるけど、ヘルパーとしてできることって ほんのわずかなことなんだなぁ。。。



それでも それが仕事なわけだし、その中でのベストが何か、探しながら進んでゆこうと思います。





最初に受かって即退社した会社(笑)の面接で、面接官の方に 椅子に座るなり

「ヘルパーとして一番大切なことは何だと思いますか?」

と聞かれました。




わたくしは 


「気持ちだと思います。」


と即答。



その時、その答えに対して良い、悪いの返事はなかったし、そのまま辞めちゃったので(涙) 本当の答えが何なのかわからないままになってしまいました。




なので自問自答しかないのだけど、仕事の制約がわかってきた今現在でも 答えは同じ。


同じ業務かもしれないけど、気持ちをこめてゆこう。


わたくしらしくやってゆこう。




これから大きな壁にぶつかってゆくと思うので、偉そうなこと言ってられなくなるだろうけど、始めたばかりの今の気持ちは こんな感じかな。




今日はこれから娘とスーパー銭湯行ってきます。(笑)

露天風呂からのスカイツリーを眺めながら、ゆっくり考えてこよ。


行ってきます♡