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サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

ついでにもう一発

2011-10-15 13:43:45 | Weblog
あっ。茶道で「もう一発」なんて言っちゃいけませんわね。ホホホ。


今日はスゴい茶碗がもう1つあったので やはり忘れないうちに書いときます。


赤が大好きなわたくしが 思わず引き込まれたもの。


同じく九州の辰砂(しんしゃ)の茶碗。

作家は「真衛門」という方。

辰砂を作る作家さんは他にもいらっしゃるらしいですが、ここまでの色や風合いを出すのが難しいのだそう。

なんとも言えない深い赤の中央に青い砂をのせたような焼き方。


血の色とも違う、朱色とも違う不思議な赤。

映画「ラストエンペラー」で「皇帝だけが着られる黄色」の服を見たのですが、その意味と同じものを感じさせるような(気品と威厳をそなえた力のある赤)とでもいいましょうか。


こんな赤、初めて見た。

歴史を感じました。(実際、中国からの長い歴史があるそう)



赤ってやっぱりいいな。好き。




今日の下着は赤で!(爆)




今月のお茶碗

2011-10-15 13:22:52 | Weblog
御稽古の続き。


師匠は茶道具をシャレになんないほど持っており、今だに見た事もない茶器が次から次に出てきます。

お茶会では 道具についての会話も多く、作家や焼き方、何年前のもので どこそこの先生から譲り受けて、、、と わたくしにはまったくわからなく、しかもどうでもいい話が延々と続いたりします。


ですが 茶道を続けてゆくうちに ふと「綺麗な色だな」とか「この柄いいな」と自然と思える瞬間があり、興味を持った茶器については師匠に聞くようになりました。


その時の師匠の顔ときたら、嬉しさと自慢で満面の笑み。(笑)

もう我が子のことのように茶器の説明をエンドレスで語り始めます。


そんなに嬉しいんなら、、と わたくしも なるべく聞くようにしています。すぐ忘れますが。


で、忘れないうちに ココに書いときます。

今日のお茶碗は九州の現川焼の茶碗。

これで(うつつがわやき)って読むんですって。読めねー!

作家は「横石臥牛」(よこいしがぎゅう)。読めねーーーー!

もうお亡くなりになられたそうで、息子さんが継いだようですが、どの世界でもたまに聞く「先代のほうがよかった」の声。

中央に鷺が書かれているのですが、どうやって描いたんだか想像もつかない、水のように流れるタッチに極細の線。

間近でじっくり拝見しましたが これはスゴい! これは高そう!(笑)


こんなの稽古の最中に割ったらどうしよう、、とかなり緊張の中、無事終了。

いい経験させていただきました。


久々にお稽古

2011-10-15 12:57:54 | Weblog
わたくしの母は茶道歴50年。(表千家)

独学で師範までのぼりつめ、お弟子さんが何人もいらっしゃいます。

何人もいるんだから娘まで巻き込まなくていいのに、巻き込まれて4~5年たったでしょうか。


あまりの暑さに夏の間はサボッていたのですが、来月幼稚園のお茶会がせまってきており、お稽古日をメールで送りつけられて逃げられなくなりました。


久しぶりです。

全部忘れてたらどうしよう。。(汗)


が、意外と忘れてないもんですね。

師匠の教え方がすばらしいってことでしょう。


写真は今日の和菓子。

幼少の頃から 実家で当たり前のように師匠のお稽古を見て、駄菓子と同じ感覚で和菓子も食べていたわたくし。

当たり前すぎてありがたみを感じていなかったのですが、年をとってきてからは 少しわかってきたかな。(笑)


写真のおまんじゅうは 京都 吉水園の栗饅頭「維新の魁」。

丸ごと栗が1つ入っていて、やさしい甘さのおまんじゅうでした。



疲れてる時って甘いものが欲しくなるといいますが、わたくしは甘いものをめったに食べません。

疲れてないってことなの?(笑)