“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

公務員を減らすな

2012年04月24日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。公務員を減らすなと言うと、今の流れに逆行しそうです。最初に言っておきますが私は公務員ではないし利害関係もありません。身内にも一人も公務員は居ません。

2013年度の国家公務員の新規採用を2009年度比で55.6パーセント減、4731人分の採用を削減して3780人にすると4月3日に閣議決定しました。消費税増税をするに当たり、「自ら身を切る」とのことです。

呆れて物が言えません。野田政権が「切った」のは「身」ではなく、若い人たちの雇用と国民へのサービス水準の切り捨て、暮らしそのものを切り捨てることに他なりません。「身を切るというのは」政党助成金を廃止したり、議員の特権を無くしたり、天下りを禁止したり、首相の給料を一旦受け取った後に貧困層への寄付をすることを言うのです。

それで無くても深刻な就職難を一層苛酷な物にすることは目に見えています。

日本の公務員は多すぎるようなことを言っていますが、全くのウソです。人口千人当たりの公的部門における職員数(準公務員的な人も含めて)は、フランス86.1人、アメリカ77.9人、日本31.4人です。OECD(経済協力開発機構)で公務員総人件費を発表している27カ国のうちで、国と地方の総支出に占める人件費割合で日本は最低の15パーセントです。労働力人口に占める公務員数の割合もノルウェー34.5パーセント、フランス24.4パーセント、アメリカ14.6パーセント、日本は7.9パーセントといずれの指標でも日本は最低クラスです。

これでもまだ、公務員を減らし国民へのサービス水準を下げるのですか!

これでもまだ、公務員バッシングをするのですか!

消費税増税のために、節約しているようなポーズをしても、実は公的機関がやるべきことを民間い押し付け、いや自己責任や受益者負担にして国民へ付け回す魂胆が見え見えです。

もうこんな愚策しかできない政府、内閣は、世界最低の内閣と言わざるを得ないでしょう。

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