こんにちは、蜂助です。
これは、青しそですよ。寒さで紅葉した、青ちりめんしそです。赤しそとは違って、奥ゆかしいピンク色の紅葉です。
国連総会第一委員会は11月4日に、日本も加わった「核廃絶決議案」を164カ国の賛成で採択しました。12月上旬に、国連本会議で採択される見通しです。反対は、(北)朝鮮1ヶ国、棄権は中国、ロシア、インド、パキスタン、イスラエルなど14ヶ国でした。
興味深いのが、核保有国の他の国です。アメリカは共同提案国として賛成、イギリスとフランスは共同提案国ではなく賛成。世界の世論の主流は核廃絶です。
核兵器なき世界の実現を求め、NPT(核拡散防止条約)の順守を各国に呼びかけています、
しかし、アメリカは核兵器を持ち続け、実験室で特殊な核実験を繰り返しています。日本はアメリカの核の傘の中に、安全保障(軍事同盟)として入っています。この核廃絶決議は国連加盟国193のうち164カ国が賛成しているのだから、当然、影響力があります。
(北)朝鮮が面白いことを言っています。日本は核兵器原料になるプルトニウムを大量に保有しており「この決議を提案する資格も信用もない」と主張しました。私も、なるほどと、うなずいてしまいました。
と思っていたら、国連というところは良くわかりません。
その後の報道ではこうなっています。第68回国連総会第一委員会は11月5日までに48本の決議案を採決を行いました。マレーシアが提出した「核兵器禁止条約の交渉を求める決議は賛成127、反対24、棄権27でした。
インドネシアが提出した核兵器禁止条約の交渉を至急始めることを求めた決議は、賛成129、反対28、棄権19。
ミャンマーなど27か国がきょうどうていあんした、核兵器使用禁止条約と題する決議は、賛成119、反対40、棄権9.
日本は「核軍縮の前進へは現実的な手段が必要であり、まだその条件は熟していない」として、いずれも棄権しました。
全く、わけのわからない世界です。
ところで、衆院国家安全保障特別委員会では11月6日に、国家安全保障委員会(日本版NSC)設置法案を可決しました。また特定秘密保護法案も11月7日に審議入りすることを決めました。日本が戦争をできる国にするように体制を作り、憲法が認めている国民の知る権利を侵害する情報統制をするものです。国民に諮ることもなく、いつのまにかこんな国家体制にすることは決して許されるものではありません。憲法9条を無くすことや、憲法解釈を変更することよりも先に、別な角度から戦争をする国に変えられようとしています。
多くの国民は「国家安全保障会議」なんて知りませんよ。若者のほとんどは「特定秘密保護法」はわからないでしょう。
臼蔵さんや蜂助は、そのうち逮捕され懲役になるかもしれません。
こんな国に誰がした!
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