“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

高浜原発3号機が再稼働に正当性はない

2016年01月29日 20時56分07秒 | 臼蔵の呟き

大手電力会社の要求と経営対策として原子力発電所を再稼働させる。福島第一事故の原因は依然として不明、分析する姿勢すら示さない。本当に、許せない安倍、山口自公政権です。

地方都市の過疎化、経済的疲弊を最大限利用しての政策誘導には政治のモラルは全く存在していません。大手企業の利益最優先、地域住民の不安などは眼中には全くありません。事故が起きても誰一人として責任は問わず、問われないことで安倍、山口、自公政権、経済産業省、規制委員会、大手電力会社幹部はよく知っています。

このような無責任体制と、原子力発電を表面的利益のために再稼働させる政治を止めさせなければなりません。

<東京新聞>高浜原発3号機が再稼働 新規制基準後3基目

 関西電力は29日午後5時、高浜原発3号機(福井県高浜町)を再稼働させた。原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発では九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)に次ぎ3基目。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電では初めての再稼働となる。安倍政権は安全が確認された原発の再稼働を進める方針で、2月下旬には高浜4号機が再稼働する見通しだ。

 高浜原発30キロ圏には福井、滋賀、京都3府県が含まれ、政府は昨年12月、広域避難計画を了承した。ただ、避難先も含めた全ての関係自治体が参加する訓練は行われておらず、実効性が懸念されている。(共同)

関電、5年ぶりに通期黒字 純利益1500億円

 関西電力は29日、2016年3月期の連結純損益が、1500億円の大幅黒字(前期は1483億円の赤字)になるとの業績予想を発表した。黒字転換は11年3月期以来5年ぶり。15年に実施した電気料金再値上げや、原油価格の下落による燃料費減が寄与した。

 関電の連結純利益1500億円は東日本大震災前の水準を上回り、06年3月期の1610億円に次いで過去2番目となる。経常損益も2450億円の黒字予想。売上高は従来予想より600億円引き下げ、3兆3千億円とした。(共同)