立地自治体の村長選挙が今週行われます。その村長選挙に2名の候補者が立候補し、2名ともに泊原発再稼働を容認する候補です。不幸なことです。北海道では、電力は原発を稼働させなくても十分足りています。しかし、北海道電力、北海道知事、原子力規制委員会は再稼働させたいとして、調整をしています。北海道知事にいたっては原子力発電所の安全性、北海道の電力需要と今後の再生可能エネルギー開発の見通しなどに、全く関心(道議会で質問がされても回答をしません。議会傍聴でも確認しました)を示していません。
北海道における風力、水力、太陽光、バイオマス発電の潜在能力は日本全国の電力需要を満たすだけあると試算されています。その開発投資、産業化を行う意思がありません。本当に愚かな知事、規制委員会、北電です。このような自治体幹部、北電を批判し、孤立化させなければなりません。
<北海道新聞報道>北海道泊尊重選告示 8年ぶりの選挙戦に
【泊】任期満了に伴う後志管内泊村長選は12日告示され、いずれも無所属で3選を目指す現職の牧野浩臣氏(69)と、前村議でコンサルタント事務所顧問の新人三浦光博氏(64)=届け出順=が立候補を届け出た。届け出締め切りは同日午後5時で、両者による一騎打ちとなる公算が大きい。
村内にある北海道電力泊原発の再稼働については、両氏とも国が安全性に責任を持つことを前提に容認する考えを示している。
投票は17日で即日開票される。同村長選が選挙戦となるのは2008年以来8年ぶり。