小選挙区制度を基本とした選挙制度で、安部、山口自公政権の悪政、独裁政治を退場させるためには、自公、自公に付き従う追随勢力以外の政治勢力が結集し、1人区での選挙協力がどうしても必要です。
その場合、候補者を統一するための大義、選挙公約がどうしても必要です。その中心課題が、戦争法の廃止と立憲主義、民主主義の回復です。そのくらい、安部、山口自公政権の持つ政治的危険性としてあります。個別の政治課題と憲法否定・立憲主義の否定、民主主義破壊はレベルが異なる政治問題です。
大地の鈴木氏は、政治課題=国民にとって重要課題を、自らの個人的な怨念と同列において、好き嫌いで自民党候補と一緒に選挙を行う。自民党候補を救済する。もともと、自民党中枢で乱暴ものとして動いた人物の知的レベルなのかも知れません。
安部、山口自公極右政権を退陣させるためにも、自民党、公明党の候補を落選させる選挙協力を、与党・付き従う政治集団以外は大同団結で実現すべきです。それこそが、多くの国民が願う道です。
<北海道新聞>衆議院北海道5区補選 大地、自民・和田氏支援へ 維新は池田氏
町村信孝前衆院議長死去に伴う4月の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙に向け新党大地の鈴木宗男代表は9日、札幌市中央区で開いた会合で、自民党が擁立した党道5区支部長の和田義明氏(44)を支援すると表明した。新党大地として推薦する方針。これにより、補選の焦点の一つとされていた野党共闘は実現が困難となった。
鈴木氏は会合後、記者団に、共産党が擁立した党道5区国政対策委員長の橋本美香氏(45)が野党統一候補のために出馬取り下げの用意がある考えを示したことを指摘。「共産党が入った統一候補はあり得ない。人物本位で判断するしかないと思った。和田氏は民間出身で国際感覚も備え期待できる」と説明した。
一方、維新の党の松木謙公選対委員長は札幌市北区で開いた会合で、民主党北海道・道民生活局長の池田真紀氏(43)の支援を表明した。
松木氏は記者団に「(池田氏から)要請があれば、公認でも推薦でもする。松野頼久代表も呼んで徹底的に応援する」と全面的な支援を強調。共産党との共闘についても「私は(共産党が)入ってもいいと思う」と容認する考えを示した。
松木氏は、夏の参院選道選挙区で民主党が2人目の候補として出馬を打診した鉢呂吉雄元経済産業相(67)について「ぜひ頑張ってほしい。決まったらしっかり応援する」と明言。一方、鈴木氏は「参院選での選挙協力はまだ何も言及しない」と態度を保留した。