10月2日仙台弁護士会館で女川原発の現状という報告会が開催されました。その報告を聞いて感じたことです。女川町(東北電力の原子力発電所立地自治体)の町会議委員は女川原発で3.11以降どのような状況にあったかがほとんど報告されず、分からなかったと報告していました。3.12福島原発事故で放射性物質が空中に飛散し、雨などで相当高い濃度で観測されたそうです。そのときにも政府、宮城県からの情報は全くなく、子供などに外に出ないようにとの指示、対応が出来なかったそうです(報告)。これを聞いて思ったことは立地する前は「金の力」自治体、自治体の有力者を懐柔し、立地してしまったら情報の開示、安全性などの情報開示は全く関心がない。そのことをはっきり示していると思います。
福島県知事が強く抗議 中間貯蔵施設の次官発言に対してです。これも女川町、県、政府の対応と非常に類似しています。立地自治体は政府、電力会社の隠れ蓑に使っているとしか言いようのない対応です。
9月末の細野豪志環境相兼原発事故担当相との会談で佐藤雄平知事は、同省の南川秀樹事務次官が放射性物質の付着した廃棄物の中間貯蔵施設が県内に複数、必要になるとの方針を打ち出したことに強く抗議した。
佐藤知事は「県や市町村に説明がないまま、施設についてさまざま言及した。県民をはじめ、市町村に不安と混乱を招いた」と、中間貯蔵施設をめぐる議論が被災した自治体を置き去りにしたまま進められていることに不快感を示した。細野氏は「十分な検討がない段階で、メディアに出て発言するのは本来の姿から離れている。迷惑を掛け、心からおわび申し上げる」と陳謝した。
一方、細野氏は今月末までに中間貯蔵施設設置までの工程表を公表する方針を示したが、具体的な規模や設置場所については言及しなかった。
福島県知事が強く抗議 中間貯蔵施設の次官発言に対してです。これも女川町、県、政府の対応と非常に類似しています。立地自治体は政府、電力会社の隠れ蓑に使っているとしか言いようのない対応です。
9月末の細野豪志環境相兼原発事故担当相との会談で佐藤雄平知事は、同省の南川秀樹事務次官が放射性物質の付着した廃棄物の中間貯蔵施設が県内に複数、必要になるとの方針を打ち出したことに強く抗議した。
佐藤知事は「県や市町村に説明がないまま、施設についてさまざま言及した。県民をはじめ、市町村に不安と混乱を招いた」と、中間貯蔵施設をめぐる議論が被災した自治体を置き去りにしたまま進められていることに不快感を示した。細野氏は「十分な検討がない段階で、メディアに出て発言するのは本来の姿から離れている。迷惑を掛け、心からおわび申し上げる」と陳謝した。
一方、細野氏は今月末までに中間貯蔵施設設置までの工程表を公表する方針を示したが、具体的な規模や設置場所については言及しなかった。