大きな狸

道端で・・・何かが横たわっていました
Ｕターンして引き返して近くに止めました


大きな大きな狸でした


交通量はかなり少なくなっていたものの、夜の道路を走る車はスピードを上げています
バスタオルにくるんで、気を付けて安全な場所に移動しました


硬直して、暑さで臭いもひどく
気の毒な有様でした


持っていた段ボールを広げましたが、どうしてどうして
到底この狸を収めることはできない大きさです


すぐ近くのコンビニで事情を話して大きな箱を分けてもらい
亡骸を入れました
そして、箱に状況を書いて斎場会館に届けてきました





ここのところ、生死はともかく
狸に遭遇することが多いです


外で暮らす猫と違って、鳥獣保護法があります
人間が何かできるわけでもないので
こうして亡くなっていたら斎場会館に運んであげることしかできませんが・・・


万が一死亡ではなく、交通事故による怪我だったら
治療できるとしても動物園です


夜中・・・距離のある動物園・・・野生の狸の運搬・・・受入れ可能かどうか
ちょっと考えただけで、気がめいってしまいます


動物と言っても、みんな同じくくりではない、ということを
認識しておかないといけないですね