そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

どうしてもの悲願

2017-10-21 05:44:14 | 不妊手術・TNR
10月2日に亡くなった黒猫のロゼの兄弟たち2匹は、


下痢したり吐いたりの胃腸障害を乗り越えて元気印になってきました。




自力でご飯もよく食べるようになりました。


長いトンネルを抜けた感じです。




ロゼの分も幸せにしたいと思うのと同時に、どうしてもやらなければならないのが


この子たちの母猫の手術でした。


そして先日、母猫と春生まれの姉妹猫の手術が終わりました。






これで、この場所ではロゼと同じ悲しい思いをする子は産まれません。


子猫の里親探しだけをしていても、終わりにはならないのです。


猫の繁殖力は数といい、そのスピードといい、驚くものがあります。


迷うことなく避妊手術をしてほしいと思います。


かわいそうな猫に餌をあげる優しさは、ひとつまちがえたら繁殖の手助けをし


むしろ殺処分の数を増やすことになるのです。


自然淘汰だのなんだの言う方は、その意味を理解してみてください。


寒さで死んでいくこと


タヌキやハクビシン、カラスに捕食されること


交通事故で死んでいくこと


病気で死んでいくこと


すべてを防ぐことはできなくても、その数は努力で減らしていけるのです。


みんなが心がけてくれさえすれば、野良猫の避妊手術が当たり前になってくれれば


悲しい出来事は減っていくのです。


今回、2頭の手術が完了し報告書を手にしたとき・・・・小さなロゼを想い、こみあげるものがありました。


どこにぶつけていいのかわからない思いでしたが、少しだけ貴女に届いたかな。


つかえていたものが下にスーッと落っこちていくみたいな感じがしています。


そのあと、お母さんとお姉さんが段ボールで身を寄せ合って眠ってるのを確認しました。


仲良く元気で暮らしてほしいと思いました。




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