そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

寒さに弱い生き物です

2023-11-25 23:22:35 | いっしょに考えたいな
雪やこんこ あられやこんこ
猫はこたつで丸くなる

昔の童謡の歌詞はやっぱりあたっているわけです。
ご先祖様の言い伝えとか、それなりです。
その当時、どうしてそれが正しいとかを科学的に示す根拠はなくても
伝承されてきたものの中には、やはり意味がたくさんあるんだと思います。

猫、特に子猫は寒さに弱いです。
体調を崩すのなんてあっという間です。

室内で
たかが1℃か2℃下がっただけで、人間にはさほどではなくても
子猫には問題が出てしまいます。

正直、暖房代金を節約したいのが優先順位なら
この時期に子猫は迎えない方がいいと思います。

対策をするには手間暇が必要です。

私自身、5年前、リノベーションのために一時暮したマンションが
広さは問題ないのですが、寒いの何の・・・。
エアコンを2台フル稼働しても、全体にはいき渡りませんでした。

普通のテーブルに、あったかい毛布をかけて
下はやはりアルミのシートを敷いて絨毯を敷いて毛布も敷いて
毎朝・晩と人間用の湯たんぽを3つも入れて対策しました。

猫達はその中でぬくぬくしてましたが
当時、保護した若猫がシラミでケージの中で過ごさせるしかなく
がっつりケージを覆って、中にはレンジでチンする湯たんぽを
2枚入れていました。
湯たんぽにはご丁寧に、貼るカイロも貼って
温度が冷めないようにしていました。

時間も手間もかかりましたが、足りない暖房器具と、安全を確保するために
無い知恵を振り絞っていました。
でも、おかげでみんな風邪をひくこともなく
真冬も乗り切ることができました。

当時、本当に小さい子猫を預かることはしてませんでしたので
この程度の対策で済みました。

そこで、みなさんに改めて防寒対策をお願いしたいと思います。
大人になった猫なら、まだ暖かい場所を作ることで
猫自身が移動していきますし、コントロールができます。

でも、初めての冬を迎える子たちは
いっしょに暮らす人間が、しっかり寒さ対策を考えないといけません。
小さな子猫であれば、部屋全体ももちろんですが
特に床に近い場所を暖かくすることが必要です。

電気代が高騰していて、なかなか厳しいことだとは思うのですが
大人猫になる最初の冬は、ここをあまりケチってほしくないと
思います。
もしくは、併せていろいろ工夫して寒さ対策を考えてもらえたらと思います。

そして・・・くしゃみをしはじめたり涙目になったり
食欲が落ちたり、触ってちょっと熱かったら
躊躇せず、受診してください。
悪化させてしまうと、とんでもないことになるケースも多々あります。

大事な家族、もの言えぬ家族です。
飼う人間の側が知恵と工夫で、脱走や寒さから
猫達を守ってほしいと思います。


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