父の介護の日というのが毎週あって、透析を受けない日
なるべく外に出かける機会を作っています。
娘としてはそれもひとつの親孝行だと、1年頑張ってきました。
頑張ってするものでもないのですが、
老いて弱った父や母とコミュニケーションをうまく取れず
甘え下手なわたしは、会話がまったくはずみません。
だからなのか、聞き役に徹しています。
先週、床屋に行きたいという両親を連れて、
いつもと違う場所に行きました。
待ってる時間、ひとりで付近をお散歩しました。
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金木犀の香りがあたりいっぱいに漂っていて、
何とも言えない贅沢で幸せな時間を過ごせました。
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ただ、この香りが終わるころ
いきなり冷え込みが増してゆきます。
外で暮らす猫達、とくに老猫、具合の悪い子、子猫には
過酷な日々がやってきます。
それは、命に直結する深刻な事態です。
この香りが私の中のひとつの目印です。
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助けてあげられる子たちは、できるだけ助けてあげなければと
いつも以上に必死な気持ちになります。
みちみち、キツキツの会の預かりスタッフさんたち。
無理をさせているなぁと思います。
もちろんそれに伴って、他のスタッフさんたちにも
影響はたくさん出ています。
いちばん好きな香りを感じる季節は
毎年、生死の分かれ目を感じる季節でもあるんです。