そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

サクラちゃん☆またね

2024-06-02 09:27:56 | 天に還った猫たち犬たち
突然の訃報に驚きました。
5月27日、サクラちゃんが亡くなったお知らせをいただきました。

サクラちゃんは猫と暮らす会からの譲渡猫ではなく
クロアちゃん宅で散歩中茂みの中で見かけて保護し
そのまま飼うことを決めた猫でした。


保護当時の写真ですが、子猫にしか見えませんね

2011年の10月の出来事でした。

子猫だとばかり思っていたのですが、実は受診して
しっかり先生に診ていただいたところ
出産経験もある若猫ではないかと言われたのです。



となると、おうちの子になって12年半ですが
年齢的には13歳とかだったのかなと思います。

子猫に間違えてしまうほど、当時は体つきも小さく
栄養状態もあまりよくなかったのですが・・・。
一生懸命お世話をしてくださって、ふっくらと可愛らしい猫になりました。

クロアちゃんともいい距離感で暮らしていました。
ただ、腎機能の数値が良くなくて、自宅点滴などして
ご家族でがんばってお世話してくださっていたようですが
その生涯を終えることになりました。



元々、片方しか腎臓も機能していなかったそうです。
きちんとしたお家で家族として暮らしたからこその、12年半。
野良のままいたら、とうの昔にこの世にはいなかった命です。
お別れも、お母さんが帰宅するのを待っての旅立ちだったとか。
最期もお母さんと息子さんで身体をさすって
たくさん声をかけてお見送りできたとのことでした。

保護したときとあまり変わらないあどけない顔のままのサクラちゃん。



慈しんでもらった分を、この愛らしさでお返ししてきたんでしょうね。

さてさて、そんなサクラちゃんですが
亡くなったとき、とっても不思議なことがあったそうです。



亡くなった直後
涙にくれているまさに真っ最中
突然、ベッド脇のコンセントに差してあった充電器が発火したそうです。
サクラちゃんのすぐそばにいて、何事もなく済んだそうですが
もし誰もいなかったら・・・。
火災が起きていたかもしれませんし、大惨事になっていた可能性も。
発火の原因も不明だとか。
サクラちゃんが、まさに窮地を救ったんですね。

猫の持つ力を信じるかどうかはその人次第ですが
わたし自身、こうした猫の恩返し的な話は本当によく耳にします。

大事に大切にされた猫たちからのプレゼントなんだと思います。
サクラちゃんのありがとうの気持ちが、こうした形で
危機を回避してくれたんですね。
素敵なお話をうかがえて、心があったかくなりました。



サクラちゃん、またね
これからもずっとお母さんのこと守ってあげてね。
コメント
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