踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

柿の実

2005年09月28日 | 俳句
子規去(い)にて捥ぐ者の無き柿赤し

<この俳句の作句意図>
近くの農家の庭で柿の実が赤く熟れだした、目ざとく見つけて捥ぎ取り、服の裾でこすって齧るような子供は、この屋にはもう居ないらしい。
「柿食えば 鐘が鳴るなり法隆寺」などと子規の句を口ずさみながら、柿ノ木の上で枝に腰掛けたまま柿を齧った昔を想う。
コメント
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