さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

小樽市総合博物館3 ランドーの冒険記41

2022年11月04日 | 北海道シリーズ


ここからは館内の展示。この「しづか号」は、明治17年、1884年にアメリカから
輸入されたものです。ランドーも見た可能性があるわけですね。


こんなのを運転してみたいねェ~。


これはちとデカすぎる。


雪を吹っ飛ばすやつだ。迫力だろうねー。


昔の写真シリーズ。撮影用にぎっしり乗っているのか、普段からこんなの乗せて
走っていたのか?


駅前の写真です。


「ギンザ」はあちこちに出来ましたね♪


こりゃカッコイイ銭湯だー。


さて運河に戻る途中、でっかい倉庫があります。


倉庫の内部を広く取れるように、外側に階段などをつけたそうです。


滑り台で遊んでみたいよなあー。


さて温泉宿に帰って風呂に入ったら夜の酒に出動だ!


ランドーの冒険記41 北海道一周の旅、最後まで冒険は続く

ランドーは岩内から山登りをして、そこから長万部への道は通らず(開けたところを
通らず、未踏の地への冒険心だ)、日本海側を進む。あくまで北海道を大きく一周
したいのだ。激しい雨にあうが、もう濡れるのを気にするような服は着ていない。
Shitzo(寿都、すっつ)から弁慶岬を周る。Baraputa(どこ?)からは、もう徒歩でも
馬でも進むことが出来ないと聞き、しかたなく寿都に戻って結局長万部への道を
たどることになってしまった。

長万部は70軒ほどの集落だ。そこのアイヌ人たちはほとんど2世代、3世代に渡る
日本人との混血だ。アクセスのいいここらにやってきた不注意な旅人たちは、
アイヌ人は日本人に似ていると判断してしまう。函館への道のりは、激しい雨と雪の
嵐に襲われた。冬は近づいている。馬はびっこをひくものしか手に入らなかった。
しかし函館に着けば、5ヵ月も音信不通だった両親や友人たちの手紙を受け取ること
が出来るだろうという思いが気持ちを奮い立たせた。そして森では、旅を始めた
最初の茶屋で会った人たちが迎えてくれた。