さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

富良野から小樽へ ランドーの冒険記38

2022年11月02日 | 北海道シリーズ


富良野に3泊しました。「観るものない、することない」という北海道民の声にも
かかわらず、楽しい滞在でしたぞ。さてこれから小樽に向かいます。


列車は空知川に沿って走り、そして滝川で石狩川に合流するのです。


富良野は平野ですが、しばらくすると山越え。線路は山を越えないで長い長い
トンネルを進みます。掘るの大変だっただろうなー。でもそのおかげですごく
便利になったわけだなあー。


線路は空知川に沿って走っているのですが、少しばかり川と離れているので
見えません。芦別は「星の降る里」ですかー。名前には惹かれますが。。。


なかなか味わいのある駅舎の「茂尻」(もしり)。


まもなく空知川ともお別れです。


ちょっといい感じのお家ですが、雪に閉ざされたら車なしでは大変だしな。。。
車あっても大変かw


滝川で乗り換えです。


それほど長い距離じゃないんだが、時刻表の関係で有料特急「オホーツク」に乗る。
そして札幌で小樽行きに乗り換えるのだ。


札幌から平野を突き抜けると日本海、石狩湾に出ます。こんときが感動的!


ランドーの旅ではひたすら殺伐としたところで、足に怪我をして大変だったんだが。


小樽に到着すると、昼飯(飯か?)に小樽ビールに行くのが定番になりました。
座るところもいつも同じ。しみじみとホーム感♪


そして注文するのもいつも同じだー♪ 焼き立てのプレッツェル🥨


そしてシュニッツェル♪


ランドーの冒険記38 悪いことをするとバチが当たるぞ

ランドーはアイヌの墓に飾られていた、美しい装飾が施された剣をコートに入れて
持ち帰ってしまった。そして宿に着いてほっとしたとき、大変なことに気づいた。
その墓を立ち去るとき、怪我をした足で苦労しながら馬に乗る際、絵の道具をそこに
忘れてきてしまったのだった。もしアイヌがそれを見つけたら大変なことになるだろう。
その夜は心配でまんじりともしなかった。夜明けと共に、茶屋の主人に馬を連れてきて
乗せてくれと頼んだ。それは「川の反対側からの夜明けを見に行きたい」ということ
だった。主人はだいぶおかしなことを言う人だと思ったようだった。そして数時間後に、
絵の道具を縛りつけて戻ってきたときにはもっと変だと思った。それを持っては行か
なかったと覚えていたのだ。

今朝、見なかったかい?」とすっとぼけた。
見てませんよ」と息をのんだ。
ちゃんとした場所に見なかったんだな
その主人は「ちゃんとした場所」を今日になるまでわからないのである。