さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

小樽の夜 ランドーの冒険記42

2022年11月05日 | 北海道シリーズ


小樽の夜は、いつもの「ちさと」からスタート。


飲んでばかりいると、寿司までいかなかったりするので、刺身は軽めにお願いw


牡蠣も食べて、そのあと寿司もちゃんと食べましたー。大将、春先には肩を痛めて
休店していましたが、すっかり元気になっていました。ここはいつもすぐ満席。


というわけで、すぐご近所のVanillaに♪


翌日に余市に行く予定なのですが、まあここに来た以上、竹鶴を頂きます。これは
もうなかなか品薄ですからねェ。


んで次にはサントリーに。バーではこういう贅沢もw


積丹半島のクラフトジン、「火の帆(ほのほ)」の話になったので一杯御所望。
高名な造り手を海外から招いて、北海道積丹産のジンを造ったとか?


「花がテーマ」だってさ~。たしかに花の香が豊かですよ。


6時間飲み続けてすっかりへべれけ。ウィスキーとジンで濃いのが続いた最後には
ビールを飲みたくなったりする。「泡が多いのは嫌い」と言ったら、そこのおねい
さんも「私もそうなの!」と禿同w というわけで、泡なしで注いでもらいました♪

旅館に帰ったら午前様。俺がフロントに姿を見せた瞬間に鍵を渡されました。
それを渡さないと一日の仕事が終わらない、ということだったのでしょうか。
すみません、明日はもう少し早く帰り・・・努力します(;´・ω・)…


ランドーの冒険記42 ランドー空腹に苦しむ

ランドーはまたもやそこから南へ向かう広い道を通らず、東の海岸線を周る。磯谷の
温泉(そこで湯治すればいいのに)、大船を通過してOtatsube(尾札部)にやって
きたが、街道ではないので宿がない。不幸なことに、大英帝国の艦隊がこの夏に函館に
駐留し、このあたりで大砲をぶっ放す訓練をした。それがここの住民たちを死ぬほどに
驚かせたのだった。彼らはそれが魚をすべて追い払ってしまったという。私は食べ物を
求めて金を払うと言ったが、彼らは拒絶した。「お前たち外国人がやってきて、すべて
の魚を追っ払ってしまった。お前は我々から食料をもらうことなく飢えて死ねばいい。
金などほしくない。我々は豊かだからな

しかたなく空腹のまま先へ進み、次の小さな村Furimbe(古部)に着いたが、そこの
住民たちはもっと不愉快だった。食べ物を分けてくれないどころか、どの家も夜を
過ごすために中に入れてくれることはなかった。漁民たちは、私の憐れな状態をかさに
して、殴ってやりたいほどにあつかましい態度を示した。