さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

イルクーツク歴史博物館

2018年09月10日 | ロシア



仏教文化のコーナーを見て、ロシアも広いからなあ、というのをしみじみ。ロシアと
いえばモスクワやサンクトペテルブルクの白人を思い浮かべがちですが、トルコや
中国、モンゴル、そして日本とも接しているんですよね。



ここは中世の部屋。ロシアには左の人のようなひげが毛むくじゃらがあちこちにいます。



おお、日本の法被。日本は中国の満州を侵略したことはよく知られていますが、ロシアの
サハリンやウラジオストクをはじめ、こんな内陸のイルクーツクあたりまで進出してきて
いたのです。



イルクーツク市長宛の手紙が展示されていました。



3人目くらいのおばーさんのところに受け渡されたときのこと、このすごく時代を感じ
させるプレーヤーを見ていたら、針を落としてかけてくれました。古いロシアの歌が
流れました。



レコードがぐるぐる回っているのをいつまでも見つめていてもしかたないので、それを
聞きながらこういった展示を見始めたら、ばーさんはピタッとレコードを止めてしまい
ました。お~~~い・・・



さすが歴史博物館、俺の好きな「昭和なつかし館」的なものがありました。



うっひっひ。なぜかこういうの好き。



ソ連時代はとにかく軍隊ですよねー。「万国の労働者よ、団結せよ!」がスローガンなん
だから、軍人じゃなくて労働者を描けばいいのに、やっぱり力の誇示が好きなんだなあ。
こういうのを1枚ずつじっくり見ていると、案内係のような各部署担当ばーさんの視線を
なんとなく感じてしまうのでした。どの展示室にも客が何人もいりゃあいいんだけど、
こういうとこは1日に何人も来ない感じだからなあー。