この建物も古い。装飾に凝っているので、立派な建物だったのでしょう。こういうのは
みんな朽ちつつあります。
イルクーツク最後の日。4泊したので、だいぶ慣れて愛着も湧いてきました。
この伝統的な造りの建物、函館に少し残っていますね。
ホテルの前にあった寒暖計を見ると、30度近くを指しています。連日暑いんだよ。
そしてコレ、下はマイナス50度まで出てますよね。真冬はすごいぞ。
さて夕暮れ時のアンガラ川のほとり。夕食は20時ごろからと思い、日没も同じくらい
なので、最後の夜だし少し散歩しようと思ったのです。
私の影が写っております。ここで寄り添う人が映っていたりしたら、おっ!だよなあ。
さてイルクーツク最後の夜は、評判のOld Cafe。こちらではレストランをよくカフェと
呼ぶようです。ローマ字表記なので簡単に見つかりました。
おお、シックでフォーマルな雰囲気。
市場ででっかいキノコが並んでいるのを見たので、「キノコのクリームスープ」を注文。
これが旨いっ!日本でもキノコは沢山とれるので、作れるんじゃないか?
「蒸した白身魚のカツレツ」というのを試してみました。でかい淡水魚ですな。
この皮がパリパリになっていて香ばしい。この街ではどこでも食事にはずれがなかった
な。ロシアの料理は本当にレベルが高いことを実感。
腹がいっぱいになったので、夜風は気持ちいいし、帰り道に少しベンチで休む。若い女性が
ひとりで歩いているし、子連れのお母さんも通るし、治安に不安を感じることはありません
でした。旅行前の情報では「ロシアは気をつけろ」なんて脅かされたなあ。
座っていたら、20歳くらいのお嬢さんが声をかけてきた。ロシア語がわからないので、
例によってスマホの英語翻訳画面を見せてきた。「私は訓練が必要で援助を求めています。
緑茶を買ってくれませんか。100ルーブルです。」そして緑茶のティーバッグを見せて
きました。これ一個が170円ってか^^;
「俺は日本人だから、緑茶はいらんなぁ。それより煙草を吸いたいので、マッチないの?」
と聞いたら、どこまで理解してくれたかわかりませんが、笑顔で去ってゆきました。
夜の公園で微妙な物乞いのお嬢ちゃんでした^^;