さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ロシア イルクーツクへ到着

2018年09月08日 | ロシア

ロシア2週間の旅から帰ってきました。

結論から言おう。
 ・ロシア人は感じのいい人が多い。今まで旅行したヨーロッパの
どの国よりもよかった印象だ。暗いイメージは少しもなかった。
親切だし、愛想はいいし、ぼったくることもしないし、時間は
守るし、人種差別的なところも感じなかった。そりゃあそっけない
人もいたけれど、すごくいい感じの人が多かったぞ。治安もよい。
 ・食べ物は期待していなかったが、あちこちで食事をしてみると、
なんとなんとどこも旨い。安くてレベルの高いこと。

 ・美女が多い。西洋ではスペインに美女が多かったが、いやあ
ロシアはあっちもこっちもワオ!それもマネキン、雑誌の表紙系
ばかりでなく、愛くるしく魅力的♪という感じなのであ~る。

 ま、順々にご紹介していきましょう。さすがに女性の撮影は
ほとんどできるわけもありませんでしたが。それは行って見て( ゚д゚)クレ



成田に着いたら、両替屋が目に入った。あちらのATMで現金がおろせると確認済みなの
だが、万が一を考えてレートが悪くても少しばかり両替しておく。数年前のガイドブック
では当時「1ルーブル=2.67円」と書いてあったが、ネットで見ると今は「1.67円」だとか
大変なルーブル安なの?ここでは2円あまりでした。計算が簡単でいい。1000ルーブル札は
2000円と。



「ヴィクトリアの秘密」ときたもんだ。出国審査を終えると、もう外国への旅が始まる
モード。



JALのサイト(会員だし)でイルクーツク行きのチケットを買ったらシベリア航空との
コードシェア便。チェックインは、広い広い成田のフロアの一番はじっこ。カメだと
2~3日はかかる距離。そしてゲートは88番って、また一番はじっこでしょ。いきなり
歩かされるのなんのって。地の果てに行く前に空港の果てを経験。成田の恐ろしい広さが
実感できるのがシベリア航空。



こんな色の飛行機でした。



暗くなってから出発して、到着は午前0時を過ぎてから。うしろの若いおねいさんふたりが
はしゃいで喚いて地獄でした。19時過ぎの出発でしたが、飛び立つとすぐに機内は暗くなり、
なんか眠りモード?その暗がりのなかで、俺の頭の後ろの女たちの騒ぎ声は延々と続く。
シベリアに何年か拘留してほしいなー。

そう。暗くなったので、もう飲み物も食べ物も出ないのかと心配になる。だってチェックイン
が夕方だから、昼飯から何も食べてないんです~。



2時間ほど経つと、明かりがついて飲み物、食べ物が配られました。こんなもんでも
出てよかったw



深夜にイルクーツクに到着すると、かなりの雨。歩かされてバスに乗り込む。バスが
ぎゅうぎゅうになるまで出発しない。



一番に入国審査を終えて外に出てきたら、深夜なのにこんなに人がいました。つか、
入国も出国もみんなここなんです。成田だとチェックインから飛行機まで2駅分は
たっぷり歩きましたが、ここは全部で15歩くらいですな。トイレも男女個室がひとつ
ずつ!
しかも内部も狭いのなんのって「海の家」レベル。

飛行機到着15分後にタクシーを頼んであるのだが、出てきたのは予定到着時刻の15分前。
「ロシア人は遅れることもあるので、約束時間から最低30分は待って下さい」なんて
書いてあったが、そうするとまさかあと1時間?中国人がドヤドヤと団体でうるさい。

ATMで現金をおろしてみたら、すんなり出てきた。ただし機械はロシア語表記しかなく、
ちんぷんかんぷんなので経験則から「これのハズ!」と押して頑張ったのだが。

すると15分前には迎えの運転手がやってきました。このあとわかるのだが、ロシア人は
時間をきっちり守ります。イギリス、ギリシャ、イタリア、スペイン(ひどい順)とは
大違いです。



雨の中をタクシーは行く。運転手は荷物は持ってくれるし、ロシアの習慣としてチップを
期待する雰囲気はまったくなし。ホテルのフロントまで荷物を持ってきてくれて、感じよく
「じゃね」と去っていきました。




まもなく午前1時。フロントの若い青年は、流ちょうな英語でいろいろ説明してくれ
ました。終始笑顔で、ロシアのイメージがちょっと崩れる。バーは24時間開いていると
いうので、「これから行こうかな」と言うと、「ルームサービスにしてくれたほうが
いいです」というので、そういうことにしました。

あとから部屋に電話をかけてきて、わざわざ「ダークエールでいいですか」なんて
丁寧に聞いてくる。部屋にビールを持ってきた青年には、「おあしは部屋につけて
おいてね」というのがついに通じない。どうやらそういう習慣自体がないようだ。
ま、とにかく無事にホテルの部屋に到着し、一杯やることができました^^