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都内の交通渋滞の「名所」のひとつ、青梅街道の中野坂上交差点。渋滞解消を目的に道路の拡幅工事が始まってどのくらいたつのか覚えていないけれど、年末追い込みの今朝、車線が1本増えていた。
写真は新宿寄りの青梅街道。画面真ん中で信号機を引っこ抜いている。先週末までは信号の左側は歩行者通路として使われていた。つまりその右側までが車線だったのだ。
道路を広げたものだから信号だけが取り残され、さてこれをどう処理するのだろう、と脇を通るたび気になっていたのだが、そうか、まず車道を通してから、1本残った信号機をえいやっと抜いて、穴を埋めてならしてそこも車道にするというわけなのだ。
さらに今週末には新宿・池袋間を結ぶ「山手トンネル」も開通するという。厳密には「中央環状新宿線・山手トンネル(5号池袋線~4号新宿線」で、距離はおよそ約6.7キロ。中野坂上交差点にまじわるもう一つの道、山手通りの真下を走るのだ。こちらは主に首都高の渋滞解消を担う。
開通すると、何よりも首都高全体の流れがよくなるから、およそ2割ほど渋滞が解消する見込み。サイトを調べて写真を見つけたのだけれど、トンネル工事で使用されたシールドマシンは地下鉄用のマシンよりも巨大な直径13メートルで、重量も3,000トン。この鋼鉄のモグラが地下40メートルを進んでいたのだ。
信号機引っこ抜き作戦は外からもよく見えたけれど、見えない地下ではこんなことになっていた。おそるべし土木技術。歩行者の視点で見ると道路工事はうっとうしいばかりで、早く終わらんかなあと思うけれど、いや、工事関係者の皆さま、お疲れさまでした♪
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