酒ぶろーぐ

酒を飲んでの失敗談、成功談の他、身近に起こる変なことなどを書き続けます。

個性のモラトリアム 「カレーのフラッペ」

2005-07-26 18:33:24 | その他
会社の友人に、「昼にどうしても食べたいものがある」と誘われ、
コージーコーナーへ。
その食べたい物とは「マンゴーとカレーのフラッペ」
1見、どう見ても普通のフラッペで、
何の主張もなくショーケースにおいてあるので、何とも思わないのだけど
(私は何とも思わなかった)
よーく読むと、「マンゴーとカレーのフラッペ」なのである。


この組み合わせは、そんなに平然として並べておいていいものなのか?
「君も挑戦!暑い夏を乗り切れ!カレー&フラッペフェア-」
「食べたらやみつき?!マンゴーとカレーの新たな出会い」
「インド人もびっくり!カレーフラッペ!!」
とかとか、何か、とにかく目をひくようなコピーで
「なんだこれー!?」という好奇心を、普通は引こうとするものであるが。
これは、ごく普通に他のメニューと何の差もつけず、並べてあるのである。
控えめにも、一応ショーケースの最前列(2列しかないけど)の位置をキープしてあるにせよ
その中身の割にはかなり控えめなアピール。というか、アピールしてない。

「食べたい!」とは思わなかったけど、興味はあったので、
ランチがてら、コージーコーナーへ。
メニューを見ると、確かにある。
メニューの中には「スパイシーな不思議フラッペ。いちどおためしあれ!」
とは書いてあるけど、リード的に沿えてあるだけで、
やっぱりかなり控えめなアピールだ。

注文の前に店員さんに一応聞いてみる
「あのー、これって、カレーが入ってるんですか?」
「はい。カレーです。」
それは読んでもわかるんだけど。(コイツ絶対これ食べてないな)
ともかく注文をする。

そして食後に運ばれてきた「マンゴーとカレーのフラッペ」。
上にいっぱいマンゴーとバナナが乗っている。
「この上からカレーがどろーっとかかってたら嫌だなー。」
ぱく。
「あれ?普通にマンゴーフラッペの味だ。おいしい」
「ほんとだ。カレーは後半だけかな」
メニューの写真で見ると、下の方だけ茶色くて、
きっと上半分は普通に甘くて、下半分はカレー汁?が入ってるのでは?
と予想された。
のだが、実際出てきたものは、下もあんまり茶色くなかった。

山くずしゲームのように、上のフルーツがくずれないように下の方を目指して掘っていき、
ついに一番下へたどり着く。
ぱく・・・
「カレーの味する・・・?」
「うーん・・・しないよね」
「間違えてるんじゃないかなー。普通のマンゴーフラッペと」
「・・・あ。ひそかに。するかも。」
「・・・ほんとだ。隣の人がカレー食べてる?って思う位のほのかなニオイが鼻に微妙にくる」
「でもこれ、言われないと気がつかないよねー」
「こんなに微妙な入れ方しなくてもいいのに」
「どうせならもっと、あと10%くらいカレーっぽくてもいい」

きっと企画段階では、かなり本当にカレーを入れるつもりだったのかもしれないけど、
やっぱり商品化となると
「こんなの食べるかー?!」
ってことになり、かなり控えめな程度に落ち着いてしまったのかもしれない。

あああ。なんだか目に浮かびますね。
仕事でも、最初はクライアントが
「何か面白いことしたい」「他で見たことないようなやつ」「最新技術を使ったような」
とか色々言うんだけど、突拍子も無いのを提案すると、いろいろ難癖つけられ、
最終的には普通の無難なものに落ち着いてしまう。
いや、普通に無難ならまだしも、微妙に変なことやろうとした名残があるから、
微妙に中途半端なものに仕上がるという・・・。

この「マンゴーとカレーのフラッペ」も、
そんなやりとりの挙句に、
個性をアピールしきれない、ものになってしまったのかもしれない。
「カレー入ってるっていっても、そんなにたくさん入ってる訳でもないし・・・」」
「っていうか、カレー入れる意味あるのかしら」
そんなモヤモヤした気持ちでショーケースに並んでいるのかと思うと
なんだかちょっとかわいそうな気もしてきました。



誘ってくれた友人のサイト
http://suosuo.exblog.jp/i0

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地震のあった週末と私

2005-07-25 23:38:16 | レジャー
先日は関東地方に大きい地震がきてびっくりしましたね。
でも、実をいうと、私のびっくりは、たいしたことなかったのでした。
かなり震度最大の「5」の地区に住んでいるのにも関わらず。

電車で出かけたりしていた人とかは足止めくらって大変だったようですけど。
私はそのとき何をしていたかというと、寝てました。

というのも、
木曜日も、仕事の打ち上げでやはり3時くらいまで飲んでいて眠かったというのに、
金曜日、カラオケに誘われ、つい朝の5時まで歌ってしまったので、
土曜日、明け方家についてから爆睡し、地震で目が覚めたのでした。

ベッドに横たわりながら、
「あー、今大変な地震になったら、やだなー。
何が嫌かって、二日酔いだし、コンタクトもしてないし、顔もあらってないし
パジャマだし。」
ということをぼんやりと考えているうちに地震は終わりました。
聞くと、けっこう揺れたので、わりとみんな大慌てだったとのことですね。
こんなボケボケに地震を味わった私は、幸せだったのか、そうでなかったのか・・?

まあ、いずれにしても、そんなかんじで土曜日をフイに過ごしてしまって
ちょっと自己嫌悪だったので、
日曜日は早起きして小さく山登りをしてきました。
「駅から登る山登りの本」を参考に、近くで登れそうなところを探し、
海にも近いということで、京急津久井浜駅から登れる「三浦富士」へ。
休憩含め3時間ほどでコンパクトに周り、海を眺めてから帰っても、14時頃。
前日に比べて随分と有意義に過ごしたなー、という気分だけかもしれないけど
そんなかんじで自分でつじつまを合わせていました。
すべて自己満足ですが。
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スペインの非常な男(7) 逃げることを禁止されています。

2005-07-25 23:35:44 | 旅行記
これは、デパートのトイレの入り口で撮りました。
非常事態のときに、トイレに逃げてしまう人が多いのでしょうか。

それにしてもこの人は、なんか他の人と様子が違いますね。
立体ぽくて生生しい。

また、ヨーロッパのトイレの男女マークは、
色分けがされてないので、
スカートはいてるかどうかとかの細部をじっと見比べないといけないので、
緊急のときは、けっこうハラハラします。

というか、以前パリのBARでトイレを借りたとき、
下が一面水の上に、足の置き場だけあるような形のトイレで、
「フランスにも和式トイレがあるんだー」と思った。
のですが、出てから気が付いたのですが、それは和式ではなくて
男子用のトイレだったのでした。
入り口のマークがやはり、男も女も黒くてよくわからなかったのです。

男色とか女色とかいう概念は無いのでしょうかね?。
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スペインの非常な男(6) 幸せをありがとう

2005-07-22 22:37:36 | 旅行記
「犬のウンチは持ち帰りましょう」
ですかね。
これもある意味非常事態です。
それにしても手で直接拾おうとしてますね。


GRACIES。「ありがとう」って書いてあります。
これは犬の気持ちでしょうか。

でももっとよく見ると、ウンチっぽいものは
クローバーみたいな形です。
単に、犬の散歩中に4つばのクローバーを見つけて、
「やったー。」と、とろうとしているのかもしれません。
GRACIESは、「神様ありがとう」という意味か?。
でも実際拾ったら普通の3つ葉だった、と。
人生そんなもんです。


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スペインの非常な男(5) 親近感

2005-07-22 22:28:10 | 旅行記
肝心なところが光ってしまってよく見えないのですが、
地下鉄のドアに貼ってありました。
要するに、
「電車とホームの間に落ちないように」
ということですね。
私も気をつけます。

でも、バッテンとかついてないからもしかすると
「非常時は電車とホームの間に逃げろ」
という意味だったのかもしれないような気もしてきました。

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