Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の古伊万里 146(印判手孔雀牡丹文大皿)

2021-08-20 21:25:49 | 古伊万里
「回想の古伊万里」シリーズで紹介していますが、今回の品は古伊万里ではなく近世の品で、しかも伊万里かどうかも判りません
正直なところ、明治以降から昭和あたりの伊万里については全く知識がありませんので、まともな紹介ができない品ではあります。
「印判手孔雀牡丹文大皿」

孔雀と牡丹が印判で絵付けされた大皿で、ウチにあるお皿の中で最大サイズである一尺五寸(45cm)サイズのお皿です
この品は今から20年以上前にワタシが初めてヤフオクで落札した品で、売りに出していたのは京都の呉服屋さんでした
こんな時代のないお皿でも当時は一万円近いお値段でした
孔雀はそこそこ細かく描写されています
裏面と土の感じからは明治以降の伊万里という雰囲気はしますが、何せ知識が不足しており何とも言えません
このお皿、45cmもあるが故に収納場所がなく、結果的にこの20年以上、ウチの床の間に鎮座しております。
さて、孔雀なんでありますが、実は今から十年ほど前にウチの近くの墓地に、どっかから逃げて来た孔雀が住み着いておりました
次の二枚の画像は、ウチの姉がこの孔雀を撮影したものです。
羽を広げてはいませんが、雰囲気は判るでしょうか
この孔雀はその後、近くの民家のベランダで飼われるようになったようですが、その後亡くなったようです。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒田の人さんへ (Dr.K)
2021-08-21 09:08:01
私も、この手のものには詳しくありませんが、やはり、時代的には明治頃のものでしょうか。

以前は、大きなものに人気がありましたよね。
今では、各家庭の部屋が小さくなったこと等もあるのでしょうか、大きなものは敬遠される傾向にありますね。

これも、以前は、京都の呉服屋さんの看板として、お客様の目を楽しませていたのかもしれませんね(^_^)
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2021-08-21 21:03:35
正直なところ、尺五寸サイズはもてあまします
昔は地元の骨董入札会でも幕末~明治と思われる二尺サイズの大皿が見られましたが
近年は大きなサイズの品は至って人気薄のようですね。
せっかく孔雀の画像があったので、床の間から持ってきた次第ですが
大きい重い、使い道が無いということで、まさに三重苦といった感じです。
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酒田の人さんへ (遅生)
2021-08-22 13:30:22
これだけの大作、当時はかなり高価だったのでしょうね。なにせ、ハイカラ技術という事で、当初は、印判の方が染付よりも高級品だったそうですから。

雉ではなく孔雀が近くに住み着いていたとは驚きです。しかも、ベランダで飼う人までいるとは。飼うにしては、大きすぎると思いますが(^^;
雉は美味しいそうですが、孔雀はどうでしょうか。
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遅生さんへ (酒田の人)
2021-08-22 19:49:41
尺五寸サイズでなかなかの絵柄ですんで、確かに高級品だったかも知れませんよね~
とは言え、今の時代には大きさが仇になっているように思えます。

この孔雀くん、市の職員が何度か捕獲にチャレンジしたようですが、徒労に終わりました
その後、ある程度弱った頃に、近くの家のベランダが住処になったようです。
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