Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

新着古伊万里

2024-06-20 21:26:18 | 古伊万里
かなり久しぶりに古伊万里を買いました
なんのことはない、安かったので購入したというのが理由で、良い品はあっても高いので、この品に落ち着いたということだったりします。
「色絵椿文うがい碗」

直径15cmほどの典型的なサイズのうがい碗で、個人的に椿文が好きなのも購入理由かも知れません

あまり良い土は使われておらず、見た目よりも手取りが重いことから想像すると、中期の波佐見系の窯の品でしょうか

見込み中央の周囲をよく見ると円周状の縞があり、明らかに重ね焼きされた量産品であることが判ります。
うがい碗といえば国内需要のみだったと思われますが、中には色絵柿右衛門の素晴らしく上手の品も存在しますので
(確かDr.k氏のコレクションにあったような)
そういった品は皇族や貴族層で使われ、今回のような品は庶民に使われたんでありましょうか(根拠なし)
ちなみにウチにはもうう一つ「うがい碗」があり、それが↓ですが
共通点が多いことから、同じ窯の品なのかも知れませんね。

あっさりとして絵付けながら、やはり女性的な印象を受けます