Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

2種類のタテハ

2020-03-08 20:49:55 | 
ウチの蝶の在庫も底をつきつつありますが、とりあえず南米に生息しているタテハを2種類紹介します


どとらも5cmそこらの小さな蝶で、前翅にオレンジっぽい黄色、後翅に輝きのある青という点では共通いていますが
左は「マエキアカネタテハ(Asterope markii davisii )で、右は「ムラサキウズマキタテハ(Callicore pastazza)です。
表だけ見ると前翅の斑紋が違う同じ種類のように見えますが、裏はかなり違っています


右のウズマキタテハはその和名が示すように、後翅の斑紋が渦を巻いたような形をしており
一見すると先日紹介したアミドン系のアグリアスの裏面を簡素化したような感じにも見えますが
それに対してアカネタテハは規則的に点の並んだようなデザインで、色合いもまったく違っています。
この手の南米の小さなタテハは集め始めると大変そうですが、思いのほか美麗な種類もいて、楽しめる蝶だと思います。


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2 コメント

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Unknown (遅生)
2020-03-08 21:20:53
この2つ、非常によく似ていて、私には表からでは区別がつきません。でも、違う種なのですね。
他人の空似、それとも近縁種?
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遅生さんへ (酒田の人)
2020-03-09 10:38:02
蝶については、恐らく誰も世界で何種類いるか判らないというのが現実ですので
標本商や学者でもなければ、見ただけでは種類が特定できないのが当然のようです。
(ワタシもさっぱり判らない)
近似種なのかも知れませんが、裏がこれだけ違うというのは不思議な気もします。
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