Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

鳥海高原ライン

2024-06-28 20:42:00 | 古伊万里
今日の酒田は最高気温が30度近くで曇っていました
雨は降らないようだったので、ふと思いつき、鳥海高原ラインを走ってみました
(鳥海高原ラインはイヌワシの生息環境を守るため除雪しないようです)
まずは登り口から少し進んだ場所ですが、暖冬だったとは言え2200mを超える山ですのでまだ雪があります

振り返ると山並が

途中にある鶴間池、モリアオガエルがの繫殖地としても有名です

あちらこちらにこんな花が咲いていますが、植物には疎いワタシには判りません

ピンク色の花も咲いています

拡大するとこんな感じです

花の向こうに雪を抱く山が

終点(標高1200m)から見るとこんな感じです

終点の少し下の場所にはニッコウキスゲが咲いていました

ニッコウキスゲの後ろには雪渓が

群落に入って撮影する訳にはいきませんので、道路の近くの藪に咲いていた一輪のニッコウキスゲを撮影しました

鳥海高原ラインは毎年紅葉の時期に走ることにしているんですが、今年は初めてこの時期に走りました
ニッコウキスゲが見れたのが最大の収穫だったように思います。


皇壇スギ

2024-06-24 23:12:12 | 散歩
前回はマツとは思えない真っすぐに成長したアカマツを紹介しましたが
今回はスギとは思えない枝ぶりのスギを紹介します。
以前に紹介した旧朝日村大網(現在は鶴岡市)の古刹、大日坊の境内にある巨木です。
大日坊の境内といっても、地図で見るとお寺の本堂から数百メートル先の山中にあることが判ります

以前にこのお寺を訪れた時に住職から聞いた話では、以前はもっと山の上の方にお寺の本堂があったのだが
昭和11年に発生した地滑り(この辺りは地滑り多発地帯だとか)で、現在の場所に移ったということでした。
お寺の前を通り過ぎて山道を少し上り右へ曲がると、案内表示がありました

確かに大日坊境内と表示されています。ここからさらに徒歩で山道を行きます。

こんな感じの道を進みますが、さすがにクマさんが怖いのでラジオを流しながら進みます
すると開けた場所があり、目的の皇壇スギが見えます

案内板がありました

まず驚くのはその複雑怪奇に伸びた枝ぶりです

近寄ってみました

松の木にはこんな感じで伸びたものを見かけますが、スギでは初めてです

圧倒的な存在感で、幻想の森の大杉以上にインパクトがあります

複雑に枝分かれしている部分ですが、一体どうなっているのか判りません

今にも動きだして襲いかかってきそうは迫力があります

昭和40年代の子供向け特撮ドラマの「怪奇大作戦」や「ウルトラQ」に出て来そうと思った方は60代中盤以上の世代でしょうか。


三栗屋のアカマツ

2024-06-23 23:04:22 | 散歩
山形県もついに梅雨入りしましたので、巨木を求めてあちこち行くには不向きな時期になりましたが
とりあえず先日訪れた旧朝日村(現在は鶴岡市)の「三栗屋のアカマツ」を紹介します。
国道112号線を左に入ると、梵字川にかかる三栗屋橋の横にひときわ高い木が生えています


幹回りは4m程ですが、アカマツとしては大きな木のようです

アカマツの後ろの方に神社が見えます
スラりと伸びた赤い樹皮が印象的です

実はこの神社が建っているのは絶壁の上で、橋の上からのぞくとこんな景色が広がっています(下流側)

昔、三栗屋橋はこの梵字側峡谷の下に架かっていたようで、往来が極めて大変だったので
戦後に現在の場所に橋が架かったということのようです。
川向うの集落へ行くために崖を河原まで下りて橋を渡り、再び崖を登る・・・
昔の人の苦労がしのばれます。

↑は上流側の様子ですが、水量はあまり多くないようです。



土門拳記念館のアジサイ(今日の状況)

2024-06-21 19:51:12 | 散歩
今日の酒田は最高気温が30度を超え暑い一日でしたが、夕方に土門拳記念館のアジサイの様子を見てきました
同じような画像が続きますが、とりあえずご覧ください
かなり咲いてきています

陽当たりの良い所は七~八分咲きといった感じでしょうか

品種によってズレはあるのかも知れませんが、そこそこ楽しめるところまで咲いたようです

このあたりは満開?

こんなアジサイもあります

満開になったら見ごたえがありそうです

これもアジサイなんでしょうか?

今年は菖蒲はアカんようです

酒田は日曜日以後3~4日は曇り時々雨の予報なので、やはり見頃は来週末かも知れません。


新着古伊万里

2024-06-20 21:26:18 | 古伊万里
かなり久しぶりに古伊万里を買いました
なんのことはない、安かったので購入したというのが理由で、良い品はあっても高いので、この品に落ち着いたということだったりします。
「色絵椿文うがい碗」

直径15cmほどの典型的なサイズのうがい碗で、個人的に椿文が好きなのも購入理由かも知れません

あまり良い土は使われておらず、見た目よりも手取りが重いことから想像すると、中期の波佐見系の窯の品でしょうか

見込み中央の周囲をよく見ると円周状の縞があり、明らかに重ね焼きされた量産品であることが判ります。
うがい碗といえば国内需要のみだったと思われますが、中には色絵柿右衛門の素晴らしく上手の品も存在しますので
(確かDr.k氏のコレクションにあったような)
そういった品は皇族や貴族層で使われ、今回のような品は庶民に使われたんでありましょうか(根拠なし)
ちなみにウチにはもうう一つ「うがい碗」があり、それが↓ですが
共通点が多いことから、同じ窯の品なのかも知れませんね。

あっさりとして絵付けながら、やはり女性的な印象を受けます