Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

藍九谷竹虎文皿

2024-05-06 23:36:46 | 古伊万里
ヤフオクを見ていたら、藍九谷の名品として図録には必ずと言っていいほど掲載されている「竹虎文皿」が出品されていました。
この捻じり縁の超有名品はときどき出品されており、去年の9月に出品された時は70万円を超える高額で落札されていました。
前回の品の真贋はともかく、今回の品は捻りが甘く、さらに絵柄が微妙に違い時代色が感じられないようには見えます
ちなみに、とても判りやすい写し物はコチラで確認できます。
ワタシは17年前の東京ドームプリズム骨董祭でガラスケース越しにこの品の現物を見たことがありますが、
70万円オーバーで落札された品の真贋はわかりません。(当時は300万円のプライスが付いていた)
こちらの東京の一流業者のHPに掲載されている品は間違いなく本物ですが、古くより名品として知られた品ですので
贋作や写し物が登場するのは名品の証と言えなくもないような・・・。






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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒田の人さんへ (Dr.K)
2024-05-07 09:23:02
これは、ダメでしょうね。
いろいろと演出が細かいですね(^_^)
本掲載のものに間違いないのでしょうけれど、そもそも、本に登場する時点から問題ですね。
ブチ割れのものでもいいですから、もっと安い藍九谷の本物で勉強してから挑戦すべきでしょうよね。
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酒田の人さんへ (遅生)
2024-05-07 10:50:22
イマイチ迫力に欠ける気がしますし、テカリが強いですね。
こういう本に載っている所載品の評価は微妙で難しいですね。ま、あまり人の事は言えませんが(^^;
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2024-05-07 15:31:07
ある程度見慣れていれば、「あ、これはダメ」と判るんですが
こうして細かい演出をされると、初心者などは「いい品を見つけた」となるのかも知れません。
精巧なプリントの品とかだと現物を拡大して見ない限り判らないということもあるようですが
やはり「名品はそこらに転がっていないし、そんな安く売るはずがない」
という警戒心が必要なのは確かでしょうか。
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遅生さんへ (酒田の人)
2024-05-07 15:39:02
やはりコレクターは図録に掲載されているという事実に弱いですよね~
そのあたりを巧みに利用して演出しているように思います。
ま~、手堅い品ばかり収集していると、「たまに掘り出し物を」とか思うのも現実です。
このあたりの葛藤も骨董収集ならではでしょうか。
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Unknown (ぽぽ)
2024-05-07 21:54:53
酒田さんへ
私もウォッチで見ていました(^^)
酒田さんの以前のブログにもあがっていた品ですよね!
見ていらっしゃるかなと丁度お話したかったところでした笑
まだ残り時間があるのにすごい値段の上がり方ですよね。
本に載っている掲載品という演出で結構値段上がるでしょうね。。
私には真贋分かりかねますがよほど信用できる出品者かつしっかりしたものでなければこの金額をオクで買うのは怖いですね
(>_<)
先日大聖寺の下絵集にこの図を見つけ現代のみならず明治頃でもつくられていたのを知り怖いなあと思っています。
危うきに近よらずで行こうと思っています。
が、、、安ければお金をかき集めようかなと思ってしまったのは内緒の話です。
あっというまに上がってすぐ諦めがつきました笑
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ぽぽさんへ (酒田の人)
2024-05-07 23:23:46
昨日に比べると一桁上がりましたね
こういう上がり方は怖いですよね~・・・
早い時点である程度の値段が付くと、「本物に違いない」と思い込む人が増えるような気がします
正直なところ、現物を見ない限り6桁の入札は出来ないですよね。
最終的にどれくらいの値段になるのか、とりあえず注目です。
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