Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の地元モーターショー

2022-01-30 14:28:35 | 旧車
最近はTVで旧車番組が毎週放送されていますので、嬉しい限りではありますが、地元の車関係のイベントは
コロナ渦や主催者の都合でここ2年ばかり開催されていません
そこで、過去の地元の車関係のイベントの画像をちょっとだけ貼っておこうと思います。
まずは遊佐町で開催されていた「遊佐町クラシックカー・ミーティング」の全体の雰囲気が伝わる画像をいくつか紹介します
まずは2015年

2016年

2017年

2018年

主催者の都合により2020年が最終回になる予定だったのですが、コロナ渦の影響で2019年が最終回となってしまいました
ワタシにとっては最も楽しみなイベントだっただけに残念ですが、いつか復活して欲しいものですね。
続いては、参加車両のお見送り画像を少しばかり貼っておきます
まずは年配のオーナーさんが運転するトヨタ・スポーツ800(通称ヨタハチ)
こちらは通称「ヨンメリ」こと、ケンメリ・スカイラインの4ドア

小さなボディに2.7Lエンジンを搭載する英国のスポーツカー、「オースチン・ヒーレー100」
こちらも年配のオーナーさんがキマってます

最期は「メッサーシュミットKR200」
横にスーパーマリオが立っていますね
今年はなんとか再開して欲しいものです

回想の古伊万里 181(染付三蝶文小皿)

2022-01-23 20:40:17 | 古伊万里
しぶとく探し出してくる回想の古伊万里シリーズですが、ここ数日探していたお皿が出て来たので紹介したいと思います。(これで完全に最後です)
「染付三蝶文小皿」

四寸サイズの小皿で、見込み中央を白抜きし、三方に蝶が絵付けされ、さらにその間に蛸唐草文が描かれています
縁の部分を濃みで塗りつぶすことで、全体の印象が引き締まって見えるような効果を上げてるように感じます。

蝶の描き方は中期のデザイン化されたもので、濃い染付と薄い染付で表現されています

裏面を見た感じでは中期の古伊万里という印象ですが、享保~宝暦あたりといった感じでしょうか
さて、中期の古伊万里とは言っても普通の小皿ですので、ウチならでは工夫として、三蝶文を実際のアグリアスの標本で再現してみました。
三蝶文その①

上から時計周りに、「クラウディナ・サルダナパルス」、「アミドン・オアハカタ」、「ファルキドン・ファルキドン」です。
三蝶文➁

上から時計周りに、「クラウディーナ・クロエサス」、「アミドン・ペルヴィアナ」、「ナルキッサス・オビドニウス」です。
伊万里で三蝶文といえば江戸後期の鍋島が有名ですが、当時の日本ではアグリアス(ミイロタテハ)などという南米の蝶は知る由もなかったんでありましょう。

回想の古伊万里 180(色絵金魚の図蓋茶碗)

2022-01-21 20:22:54 | 古伊万里
回想の古伊万里シリーズですが、179回でお終いというのはキリが悪いと思い、なんとかもう一品探し出してきました。
「色絵金魚の図蓋茶碗」

江戸後期から幕末(業者さん曰く弘化~嘉永期)の品らしい色絵の蓋茶碗です

業者さんは「金魚」としていましたが、滝のようなものも描かれていますので、変形の鯉の滝登りの図という見方もできるでしょうか

赤、青、緑、紫、金彩となかなか華やかな色使いで描かれており、幕末の雑器ではありますが、富裕層の品だったんでしょうか

中期の蓋茶碗だと内側にも文様が描かれているケースが多いですが、さすがにこの時代では無文様となっています。

この品を購入した当時(20年程前)でも、蓋茶碗は伊万里の中では人気の薄いジャンルで、安く買えた(当時としては)ものでした。
ワタシにとっては、蓋茶碗も皿に比べると保管に場所を取ることもあって、積極的に収集できないジャンルだったりします。

回想の古伊万里 179(染付牡丹龍宝珠文五寸皿)

2022-01-17 20:43:44 | 古伊万里
古伊万里の仕入れもままならず、このブログもこれまでかと思い、記事の一覧をチェックしていたら
なんとありましたブログに載せていない伊万里が。
時代はしっかりあるものの、特に個性的な品ではありませんが、とりあえず紹介したいと思います。
「染付牡丹龍宝珠文五寸皿」

薄作りの寛文期の染付皿ですが、なにやら色々な文様が描かれています
丸文の中にえがかれているのは
「龍文」
牡丹文

宝珠文

これだけでも十分に盛沢山な気もしますが、これらの丸文の間には桐文が描かれ
さらに見込み中央には梅文(?)まで描かれています。
伊万里における人気文様のオンパレードのような皿ですが、特別な魅力は感じられません

寛文期によく見られる裏文様のないタイプの品で、落款の「大明宣徳年製」もこのタイプの品によく見れらるものです。
何年かぶりで見たら、面白い品であることを再発見した次第です。