Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

北限のアグリアス

2020-06-15 23:24:05 | 
 世界的にコレクターの多い、「ジャングルの宝石」と呼ばれる蝶アグリアス(和名ミイロタテハ)は
中米から南米に生息しています。
今日、ウチの数少ないコレクションの中から紹介するのは、アグリアスの中でも北限であるメキシコに生息している
「アミドン・オアハカタ」(amydon oaxacata)です。


表の斑紋の特徴は前翅の斑紋が黄色に近いオレンジ色をしていることと、後翅に比較的広い青紋があることで
同様の斑紋を持つアミドン・アグリアスは他にもおりますが、青紋の大きさが魅力のひとつかも知れません。


裏面は他のアミドン・アグリアスよりも黒っぽい色をしているように思います・

さて、「オアハカタ」とは何でありましょうか?
実はメキシコの州の名前だったりします、ちなみに↓がオアハカ州の位置です


アミドン・オアハカタは、その名の通りオアハカ州の特産種で、現在の状況はともかく
この種類は特に個体数が少ない訳ではありませんが、近年は標本を見かけないように思います。


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2 コメント

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オアハカ (遅生)
2020-06-16 20:03:20
オアハカなんて聞いたこともなかったのですが、以前、コロナに負けるなシリーズでサポテカ神像を紹介し、これがオアハカ地方の品だと知って、オアハカが身近になりました。
この蝶もなんだか親しみが(^.^)
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遅生さま (酒田の人)
2020-06-16 23:00:05
実はワタシもオアハカ州については、この蝶の標本を入手するまで知りませんでした
なにがしかを収集することで知識が広がるのは確かですよね!。
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